がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

模型展示会に行ってきました。

2006年11月25日 | 模型
 先日の我が家のカミ様による
「戦慄!旦那抜きでデパート行ってヴィトンバッグとブランド物のコート買っちゃったよ~ん事件」
への類い希なる反撃チャーーーンスを逃さぬように通販サイトのカートのお買い上げボタンを前に脳内買うた止めた音頭を16ビートで踊ったあげくにポチっと押しちゃって遂にコンプレッサー買っちゃいました@河童です。届くのは少し先ですが
結局エアテックスのAPC007を選んだのでありました。圧的にブロアーも使えるのが良いですな。
今まで使ってたもらい物のタミヤのHGは低圧吹き用として余生を送るとして、死に体の岩田のコンプはお星様になって貰うことにします。
一度貰った物は返しません(キッパリ)


 さて、昨日今日と佐賀県伊万里市というところに出張ってたんですが、帰りに同じ大分県の日田市に立ち寄って、模型の展示会を見てきました。
ワタナベさんから情報貰って「43マイクロワールド」管理人の”おひつじ@tak”さんの作品が展示されるとのことで見てきたのであります。

 昨今の世相を如実に顕してまして、車模型の展示は寂しい状態でありましたが、お目当てのtakさんの作品は見ることが出来ました。

BMW3.0CSL[mm(ミリメートル)]、Ferrari126C2イタリア、マクラーレンメルセデスMP4/20の三点が展示されてましたが
どれも素敵な作品でございましたよ。どれもそれぞれに手が入れられてありまして、「あ~、このお方もMですな」と思ったり♪。
 BMWは所謂アートカラーってヤツで全面デカールを貼るというチベットの苦行僧向けキットなのですが、
こうして出来上がったのを見ると、見てるだけで楽しいですな。takさんのブログではM1のMapOfFranceも製作されてたので、
これも並べて一緒に見たかったなぁと思ったり。
 126C2はルーバーやメカ露出部の工作は言うまでもなく、半透明のブレーキダクトが個人的に羨ましかったり。
 MP4/20は、これまた製作も塗装も細かい作業を要するキットですが、実に綺麗な仕上がりになってます。
以前某ショップで販売用の「キット完成品」を見たことあるんですが、キットのデカールをそのまま使うと
カーボン目が自己主張しすぎてたんですが、takさんのは他社のカーボンデカールを巧みに使い分けてました。
これは実際に目で見ると参考になるなぁ。私如きのスキルで付いていくかは全く不明ですが(笑。

 他の方の作品もAFVからエア物からガンプラまで沢山置いてありました。会場内でアンケートが実施されていて、
「どの作品が気に入りましたか?三つ選びやがれコンチキショー」
って書いてあったので、takさんの作品を三つまとめて一つとして計上、残る二つは、ミニAFVの作品群に一票と

日東「水木しげるの妖怪シリーズ 小豆洗い」に一票。このシリーズ、好きで今でも全ラインナップ積んでる(←だから積むなよ作れよ(笑)んですが、
中でもお気に入りは「油すまし」「からかさ」「小豆洗い」のトリオ。今回見た小豆洗いは、
活き活き洗う小豆洗い様の凛々しいお姿も素敵でしたが、ヴィネットになっててベースの出来が秀逸です。
構図的に「これしかないでしょ」って角度を決め撃ちで攻めてるので纏まりの良さが見事でした。
洗い様の髪も髭もキットのモールドを剃り落とし、リーブ21もビックリの見事な植毛を決めていて、
そのできばえの良さに思わず家に持って帰りそうになりました(笑

 模型展示会、以前見に行ったときもそうでしたが、他人の完成品を見ると、影響受けて製作欲が湧きますよね。
湧いても直ぐに枯れるのがオレちゃんのダメモデラーたる所以でもあるわけですが。
それはともかく、こういう展示会に子供や若年層が来てくれて「自分も作ってみよう」って気になってくれれば
模型人口増えるきっかけになるんですけどね。折角の晩秋の週末に、わざわざ模型を見に来た多くの親子連れの姿を見て
なんだかんだ文句ばかり言ってるけど、まだまだこの業界、捨てる神あれば拾う神もあるかもねと淡い期待を抱いてしまいます。

 余談ですが、ヨンサンやミニAFVは、それに特化した展示会でない限りは、小サイズ故に目立ちにくいのも事実。
作品の脇にルーペを置いて、細かい仕事の面白さをもっとアピールして欲しいと思いました。
コメント (6)
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