※本記事は、カテゴリー別の分類用に、05/12/26の投稿に別途追記・修正を加えたものです。
さて、私の1/43製作時に用いるハンダ付け工作ですが、恥ずかしながらカナリ自己流。エキスパってる御仁から言えばひょっとすると間違った使い方があるかも知れませんが、一応今までこの方法でこなしてきてるので、大ハズレって事はないだろうと、試しに御紹介したりなんかしちゃったりして、コノコノコノー((C)広川太一郎)
使用する融着材は図で示しますと
①=タメオキットでは一時期御約束だったオマケメタルパーツ
②=低温ハンダ(融点100℃程度)
③=板金ハンダ
④=ステンレスハンダ
の四つが私的には定番です。最も使用頻度が高いのは③の板金ハンダで、次がキット相応のメタルパーツの余り物、時と場所によっては超低温融点の低温ハンダを使ったり、ステンのエッチングパーツや強度確保の為のハンダ付けにはステンハンダという感じで使い分けております。融着材だけではなく、コテの方も
(右図はセラミック製の作業台)図のように三種類を併用。お金持ちな御仁であれば、任意の温度に調節できるコテなんかを使うんでしょうが、上記三本合計金額よりも高く付くので、私は使い分けてます。①のコテは低温ハンダ用の20Wのコテ。②は最も使用頻度が高い板金ハンダ&メタルパーツ溶かし用の40Wコテ。このコテはコテ先がオラが村のホームセンターで簡単に手に入るので、色々な状態に加工したコテ先を使い分けてます。③はステンエッチングと金属板の焼き鈍し用に使ってるコテ。通常は30W程度ですが黄色の「オーヴァーテイクスイッチ(違)」を押すと、100Wオーバーに変身してコテ先が左門豊作のハートの如く真っ赤に焼けます。
こういうのは適材適所ってのがありましてね、丁度今回のT91で使い分ける箇所があったのですが、
図中のAはケースに固定するためのステンレスナットを、ステン用ハンダ&フラックスを使ってハンダ付け、Bのコクピットパーツの後方を板金ハンダでハンダ付けし、Cの部分には少々隙間が空きましたのですが、シャーシ側に薄い部分が多くパーツを溶かしたくなかったので低温ハンダとフラックスでハンダ付け、Dの部分は合わせ目を消したかったのでメタルパーツを溶かしてハンダ付けしてます。
それぞれの特徴ですが、メタルパーツや板金ハンダはホワイトメタルと同じか類する融点なので、パーツを溶かしながら融着出来るので一体化や強度確保に便利です。低温ハンダはメタルより融点が低いのでウッカリパーツを溶かすリスクが禿げしく少ないですが、代わりに強度が低く経時変化で場合によってはクラックが入ったりするリスクが伴います。っつーか、フラックスの腐食が頼みの綱。ステン用ハンダは強度とかステン材でもハンダ付けできるところが重宝しますが、メタルの質によってはハンダの安定して溶ける温度がパーツのメタルよりも高いことがあり、その場合パーツの融解というコワイ目に遭うリスクが板金ハンダ以上に伴います。
ちなみに、上手な人なら板金ハンダとメタルだけで何でもこなすらしいですが、あっしにゃぁ難しいです。
フラックスの使用に際しては、ハンダ付け後に先ずパーツをよく洗うこと。面倒でなければ、中性洗剤での洗浄に加えて重曹水溶液に浸けて酸を中和するのが良いそうですが、私は洗剤で洗うのみで済ませています。お陰で、切削作業に用いた工具に錆が発生して、錆取りの為に研ぐのが大変だったりしますけどw
さて、私の1/43製作時に用いるハンダ付け工作ですが、恥ずかしながらカナリ自己流。エキスパってる御仁から言えばひょっとすると間違った使い方があるかも知れませんが、一応今までこの方法でこなしてきてるので、大ハズレって事はないだろうと、試しに御紹介したりなんかしちゃったりして、コノコノコノー((C)広川太一郎)
使用する融着材は図で示しますと
①=タメオキットでは一時期御約束だったオマケメタルパーツ
②=低温ハンダ(融点100℃程度)
③=板金ハンダ
④=ステンレスハンダ
の四つが私的には定番です。最も使用頻度が高いのは③の板金ハンダで、次がキット相応のメタルパーツの余り物、時と場所によっては超低温融点の低温ハンダを使ったり、ステンのエッチングパーツや強度確保の為のハンダ付けにはステンハンダという感じで使い分けております。融着材だけではなく、コテの方も
(右図はセラミック製の作業台)図のように三種類を併用。お金持ちな御仁であれば、任意の温度に調節できるコテなんかを使うんでしょうが、上記三本合計金額よりも高く付くので、私は使い分けてます。①のコテは低温ハンダ用の20Wのコテ。②は最も使用頻度が高い板金ハンダ&メタルパーツ溶かし用の40Wコテ。このコテはコテ先がオラが村のホームセンターで簡単に手に入るので、色々な状態に加工したコテ先を使い分けてます。③はステンエッチングと金属板の焼き鈍し用に使ってるコテ。通常は30W程度ですが黄色の「オーヴァーテイクスイッチ(違)」を押すと、100Wオーバーに変身してコテ先が左門豊作のハートの如く真っ赤に焼けます。
こういうのは適材適所ってのがありましてね、丁度今回のT91で使い分ける箇所があったのですが、
図中のAはケースに固定するためのステンレスナットを、ステン用ハンダ&フラックスを使ってハンダ付け、Bのコクピットパーツの後方を板金ハンダでハンダ付けし、Cの部分には少々隙間が空きましたのですが、シャーシ側に薄い部分が多くパーツを溶かしたくなかったので低温ハンダとフラックスでハンダ付け、Dの部分は合わせ目を消したかったのでメタルパーツを溶かしてハンダ付けしてます。
それぞれの特徴ですが、メタルパーツや板金ハンダはホワイトメタルと同じか類する融点なので、パーツを溶かしながら融着出来るので一体化や強度確保に便利です。低温ハンダはメタルより融点が低いのでウッカリパーツを溶かすリスクが禿げしく少ないですが、代わりに強度が低く経時変化で場合によってはクラックが入ったりするリスクが伴います。っつーか、フラックスの腐食が頼みの綱。ステン用ハンダは強度とかステン材でもハンダ付けできるところが重宝しますが、メタルの質によってはハンダの安定して溶ける温度がパーツのメタルよりも高いことがあり、その場合パーツの融解というコワイ目に遭うリスクが板金ハンダ以上に伴います。
ちなみに、上手な人なら板金ハンダとメタルだけで何でもこなすらしいですが、あっしにゃぁ難しいです。
フラックスの使用に際しては、ハンダ付け後に先ずパーツをよく洗うこと。面倒でなければ、中性洗剤での洗浄に加えて重曹水溶液に浸けて酸を中和するのが良いそうですが、私は洗剤で洗うのみで済ませています。お陰で、切削作業に用いた工具に錆が発生して、錆取りの為に研ぐのが大変だったりしますけどw