がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

BAR 006

2005年03月16日 | 模型
 今日仕事から帰ってみると、京都から荷物が到着。前に注文していたSILVER LINE(TAMEO)の1/43 BAR006 JAPAN.GPが届いたのでありました。1/24とか1/20とかだと、通販なんか利用しようものなら、我が家の税関チェック(カミさんのね(笑))で取調室直行になりかねんのですが、1/43だと小さすぎて相手にされません。伝票さえ見られなければ、まさかこんなチッコイのが、福沢翁一枚では足らない価格だと知ったら・・・・・・とか考えると恐ろしかったりもしますが(汗)

 発売自体はもう半月以上前だった気がしますが、私が購入したSHOP(MODULO)さんではM社直で仕入れてる訳ではないので、どうしても入手が遅れるんですよね。その代わり、1/43を通販で買う際に最も懸念される「不良品・欠品」のチェックが、店の手で為されてから送って貰えるので、この点重視で購入してます。店主さんがフィニッシャーなので、品物以外のテクニカルインフォメーションも入手出来るしね。ちなみに、この店の店主さんとは、気が付けば15年以上のお付き合いだったりします。

 で、BAR 006。スタジオのキットは、USA仕様も日本仕様も見送ったのですが、日本人モデラーとしては、昨年の佐藤琢磨の成績を考えれば、何らかの形でBAR006を手元に置いておきたいと思っちゃうのは仕方ないですな。私も御多分に漏れずで、今回SILVER LINEブランドの006を購入したのでありました。別にUSA仕様でも、否、成績から言えばUSA仕様を買うべきだったのかも知れませんが、個人的には日本人が日本製エンジンの車で日本のサーキットを駆け抜けたって事の方を重視。昔、中島悟が走ってた頃も、日本人ドライバー+日本製エンジンのパッケージングによる鈴鹿サーキットってのは、特別な思いで見てましたから、それと同じ感覚ですな。
 
 で、キットの内容ですが、実はSILVER LINEブランドは初体験の私にしてみれば、親玉TAMEOのキットと比べると、聊かコスト削減をキット内容に感じてしまうものでした。特に、インストがコンピューター画像で処理された組み立て説明とマーキング指示のみで、TAMEOならいつも貼付してくれる実車の画像が一切ありません。また、TAMEOなら複数のパーツに分けてくれそうな部分も、メタルパーツで一発処理されていたりしますね。更に、最も残念なのがデカール。質自体はカルトグラフ製で問題無さそうですが、TAMEOならスペア用に必ず二台分付いてるのですが、SILVER LINEブランドでは一台分だけになっとります。この内容で日本円で税込み11,000円強ってのは微妙な価格設定だよなぁ。親玉TAMEOのFerrari F2004が日本円で10,000円切って売られてる事を考えると、ちょっと微妙なトコでもありますが、個人的には納得行きにくいですね。まぁ、他に選択肢がないから仕方ないのですけど(笑)。
 ボディスタイルに関しては、ボディとノーズが別パーツになっていて、年々複雑化するモノコック下面の接合跡処理が楽になるので、個人的には好意的に思います。ボディフォルム自体は良いんではないでしょうか?エンジンカウルサイドの処理は、ムチャクチャ面倒くさそうな気もしますけどね(笑)。まだ資料を見てないので細かいチェックはしてませんので、どういう方向で作業を進めるかは判りませんが、今年中に作っておきたいという気持ちではあります。

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ちょっと嬉しい話。

2005年03月16日 | 模型
 昨年11月26日のこのブログにて、パーツが行方不明になって作れなくなった手持ちキットの話を書いたのですが、今日倉庫を弄くってたら幾つかのパーツを発見する事が出来ました!最近、仕事車を買い換えたのですが、その整備の為の道具を探して倉庫を弄くっていての発見だったので、まさに棚からぼた餅っす。

 で、見つかったパーツを眺めてる内に、何故かタメオのベネトン・ルノーB196っていう1/43F1のキットを完成させたいとか思い始めてしまいまして、ちょこっとだけ手を出してみたっす(笑)。S15シルビアとかJPSロータスとか作りかけてるヤツどうすんだよ、オレ。


今回発掘されたパーツは、製作を開始するつもりでケースに分類された状態での発掘でした。1/43のキットは、とにかくクズかパーツか見分けが付かない様な細かいパーツが多いので、キチンと小分けして整理しておかないと、自作リカバーの嵐になっちゃうんすよね。
 ベネトンは現行ルノーチームの前身チームでして、更にその前身はトールマンってチームでした。アパレルメーカーらしい派手なカラーリングがこのチームのアイデンティティでもありました。チーム・ベネトンとしては、ゲルハルト・ベルガーに始まりゲルハルト・ベルガーで終わったって感のあるチームでして、実際にベネトンとしての最後のドライバーは99年のアレックス・ブルツとジャンカルロ・フィジケラ(スポンサードまで含めてなら2001年のフィジコとジェンソン・バトン)って事なのかも知れませんが、個人的には97年のジャン・アレジ&ゲルハルト・ベルガーが終焉だったと思ってるんですよね。で、中でもゲルハルト・ベルガーは自身の最初と最後の優勝をベネトンチームで獲得しております。で、正直言って、ベネトンB196って、製作時にどっちのドライバー仕様にするかで相当悩むんですよねぇ。アレジも好きなドライバーですが、ベルガーも好きなドライバー。B197なら引退記念ってことでベルガー車にするんですが、B196はホント悩む。ってことで、まだ決めてません(決めてないクセに長い前フリだったな(笑))

 ボディスタイルはナカナカ良好。

コクピット周辺のプロテクターのモールドがなかったり、リアセクションの形状がちょっといい加減っぽい気もするんですが、この頃のタメオキットとしては充分な出来ではないでしょうか。一点だけ、ノーズ上のプッシュロッド基部のコブが垂直方向に立ちすぎているのですが、実際は斜め方向に飛び出してるのが正解。で、削ってハンダ盛って成型するのも面倒なのでプライヤーで摘んで曲げてみたらアッサリ解決しましたっす。


 形状修正は殆ど必要なさそうって事で、試しにアンダートレイとボディを組んでみたんですが、サイドポンツーンインレット内壁が別パーツになってる上に、モノコック下部も別パーツになってるってことで、

合わせ目にソコソコ隙間が出来てしまってるのでかなりの摺り合わせは必要な模様。ちょっと形状が複雑なのでハンダで行くか瞬着パテで行くか考え中。

 あと、毎度お馴染みインダクションポッドの開口ですが、逆テーパーでドリルが入りにくかったので、カナリ危険ですがいきなりリューターで穿ってみました。使用したのは手持ちの中で最も小さいカッターのビットでしてなんとか周辺を損なわずに穿る事が出来ました。大抵毎度失敗して、入り口に洋白線で囲いをハンダ付けし、地道にハンダ盛ってチマチマ成型するハメになるんですが、今回は一発で行けてしまった。珍しいことです(笑)。


 さぁて、どうしましょう?年度末・年度始めと多忙な時期が続きますし、二兎を追うものどころか、このB196まで手を出してしまうと4兎追いになっちゃうしなぁ。
 余談ですが、先日弄り始めたJPS79も、全く放置プレイって訳ではなく、気が向いた時にはチョコチョコ触ってるっすよ。

ノーズセクションはキットのエッジが立ってた面構成を、バリバリ削る事で滑らかにしてやりましたし

燃料タンク上のカウルラインも、彫刻刀やリューターでモールドを彫刻中。


 色々手を出すとどっちつかずでどれも完成しなくなるっていう嫌な予感も有る訳ですが、こういうのって、その時の気分によって作業したい車種が変わっちゃいますからねぇ。
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