雑誌『Pen』最新号の特集は、「サイボーグ009」だ。
この前は「ルパン三世」だったし、その前は「円谷プロ」だったりした。
どこまでやるんだ、Pen!(笑)。
漫画雑誌『週刊少年キング』で、「サイボーグ009」の連載が始まったのは、東京オリンピックがあった1964(昭和39)年だ。
作者は、石ノ森ではなく、石森章太郎。
『少年キング』は前年に創刊された新興勢力で、創刊号から愛読していた。50円だった。
「サイボーグ009」の登場も記憶にある。
009も、ふだんの島村ジョー(レーサーだった)も、とにかくカッコよかったからだ。
そして、003のフランソワーズ・アルヌールは、小学生の私から見ても、実にキレイなお姉さんだった(笑)。
長い年月の連載が続き、壮大にして、深い世界観の物語となっていった「009」。
公式には未完なのかもしれないが、私の中では、002(ジェット・リンク)と共に“流れ星”となる回で終わっている。
「ジョー! きみはどこにおちたい?」
忘れられないシーンだ。
この特集のおかげで、あらためて石森章太郎と009の世界が甦ってきました。
全巻、読み直そうかなあ(笑)。