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碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

「LOOPER/ルーパー」で頑張るブルース・ウィリス

2013年02月12日 | 映画・ビデオ・映像

ライアン・ジョンソン監督の「LOOPER/ルーパー」を見てきた。

「BRICK ブリック」のライアン・ジョンソン監督とジョセフ・ゴードン=レビットが再タッグを組んだSFアクション。ブルース・ウィリスとゴードン=レビットの主演で、30年後からやってきた未来の自分と対じする暗殺者の姿を描く。タイムマシンの開発が実現するも、法律で使用が禁じられている近未来。法を恐れぬ犯罪組織が、消したい標的をタイムマシンで30年前に送り込み、そこにいる「ルーパー」と呼ばれる暗殺者に標的を殺させていた。凄腕ルーパーのジョーはある日、いつものようにターゲットの抹殺指令を受けるが、未来から送られてきた標的は30年後の自分自身だった。


こういうSF物というか、タイムパラドックス物って、嫌いじゃないけど、見終わった後、必ず「割り切れなさ」みたいなものが残るんだよなあ(笑)。

もちろん、映画の上では、ちゃんと理屈が通っているはずなんだけど、どこか100%の納得に至っていないというか。

この作品も、十分楽しめたかと聞かれれば、「うーん、はい、ええ、まあそうですね」となってしまうのは、そのせいかもしれません。

でも、私と同様、この手のものがお好きな方は、どうぞ劇場へ。

それに、自分と同じ年に生まれたブルース・ウィリスが頑張っているのを見るのは、結構励みになる(笑)。

この作品に続き、今週は「ダイハード」の新作が公開されるブルース・ウィリス。

6月には「G.I.ジョー バック2リベンジ」もある。

って、どんだけ出るんじゃ!ブルース(笑)