まあ、おじさんたちが、よくやるもんだ(笑)。
映画『エクスペンダブルズ』である。
シルヴェスター・スタローンが製作・脚本・監督・主演の、いわばワンマン・シネマだ。
あの年齢になっても、やはりアクションに徹するのはエライというか、愚直というか、いっそ感心してしまう。
ストーリー自体は、大味。
ちょっと惚れた女のために、みたいな感じで、大甘。
でも、それもスタローンの「こんなの作りたかった」という熱意に免じて、許しちゃおう。
しかし、「3大アクションスター 夢の競演」は、看板に偽りありだ。
だって、スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーとブルース・ウイルスの3人が同じ画面の中にいたのは教会のシーンだけなんだもん(笑)。
シュワちゃんがらみは、「あいつは大統領を狙ってるんだ」てなジョークで終わり。
ブルース・ウイルスも、そこ以外はほとんど出てこない。
この3人が、「南アメリカの小国であるヴィレーナの独裁者・ガルザ将軍を排除する」というミッションで、一つのチームとして戦うものと勝手に思っていた私がバカでした(笑)。
まあ、他にもジェット・リー、ドルフ・ラングレン、ジェット・リー、そうそう猫パンチのミッキー・ロークもいるし、とにかく、おじさんたちが、それぞれの見せ場で頑張っているのだ。許すしかないよね。
ほんと、おつかれさまでした。