漢方相談 昌栄薬品

漢方薬・自然薬が体に効きます、自然の生薬で病気に負けない体を作る
漢方相談 ご来店お待ちしています

薬学博士 渡邊武著わかりやすい漢方薬より 『立てば芍藥座れば牡丹』

2019-02-02 09:14:39 | 日記

昌栄薬品です

薬学博士 渡邊武著わかりやすい漢方薬より 『立てば芍藥座れば牡丹』

第一章漢方薬はなぜ効くか

1 土と水と空気から生まれた

「立てば芍薬」から 古人は美しい女性の姿を見て、花にたとえてうまいことをいったものです。

「立てば芍薬、坐れば牡丹、歩く姿は百合の花」と。

芍薬も牡丹もキンポウゲ科の中国原産の花、古来、日本に伝来して園芸家たちに珍重され、栽培されてきた花です。

芍薬は、長い茎に大きな花弁に美しい花が重そうに見えます。

牡丹は茎が広がり、大きな幾重ものあでやかな花を咲かせます。

ともに美しい大輪の花ですが、その姿は諺のように対象的なのです。

 この女性の美しさをたとえた言葉を、漢方の世界では、女性が健康な美しさを保つ金言として、こう解釈しているのです。

まず一節の「立てば芍薬」は「腹が立てば芍薬」と考えます。

朝、目がさめると頭が重く、いつも御主人の前で腹を立てている人、つまり俗にいわれるヒステリー症状の女性のことです。

こんな女性は、腹が立てば芍薬を飲みなさいという意味なのです。

人間が腹を立てるのは、腸に水がたまったり、便秘などのために、その重さで内臓が下がってくるからです。

そのために痔(じ)やヘルニヤ、それが続くと子宮後屈などの症状が起こりやすくなるのです。

 もともと人間の体は悪い状態を正常にもどそうとする作用があります。

お腹の筋肉と、背中の筋肉がつり上がって、何とかして持ち上げようとします。

人間が腹を立てている姿を観察しますと、腹筋と背筋がつり上がっているのです。

早くいえば、腹を立てるということは、内臓をもち上げようとする生理反応が起こっていることです。

女性のヒステリー症は、腸にたまった水が原因である場合が多いようです。

その水分を体の外に排泄する薬効をもっているのが、実は芍薬なのです。

「立てば芍薬」というのは、腹が立ったら芍薬を飲めば治る、ということを言っているのです。

 「坐れば牡丹」というのは、もともとは美しい花の茎が広がった姿をいったものですが、世間では、坐ったらテコでも動かない女性のことを、尻の重い女性などといいます。

其の時の女性の体の状態を説明しますと、生理不順で何ごともおっくうで、呼ばれてもつい立つのが面倒くさくなっているのです。

どかっと尻に根が生えたように坐り込んでいる姿は、まさにこわい「山の神」スタイルです。

体にたまった古血(漢方では瘀血(おけつ)という)が循環しないせいなのです。

こうした瘀血(おけつ)の時には、排泄させる効力を持っている牡丹を飲めば、古血が排出されて、すっきりした健康美にかえるのです。

だから「坐れば牡丹」というのは、女性が坐って尻に根が生えたら、牡丹を飲ませなさいと言っているわけです。

 女性に多い便秘やヒステリー症状、生理不順を、芍薬と牡丹を飲んでとり去れば、たいていの女性が肉体的に健康な魅力ある美しさに立ち返ります。

さらに「歩く姿は百合の花」と形容しているのは形而上の精神的状態を示しているのです。

 この芍薬、牡丹が日本に入って来たのは、今から千三百年前の聖武天皇のころ、唐から遣唐使が持ち帰ったのが始まりですが、それも、花が美しいという観賞園芸用ではありません。

当時は日本の医療も薬剤も全く時代で、芍薬や牡丹は貴重な草根木皮の薬剤であったのです。

「立てば芍薬」の諺は、わが国の漢方の歴史の中で考えてみれば、日本の美女を生んで来た金言であり、芍薬や牡丹の伝来は、漢方の始まりだったのです。

 

前立腺肥大が他の人と比べるとキレイ、杉原桂枝茯苓丸を長期服用していたから

桂枝茯苓丸は桂皮3-4;茯苓4;牡丹皮3-4;桃仁4;芍薬4からなっており酒服します。

 

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

 

税込価格

250g 8,640円

500g 16,200円

分包品1包1g入り60包3,500 円

1包60円



最新の画像もっと見る