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再掲載 令和5年4月17日は土用の入り 土用 雑節 土用の丑の日は有名ですが、夏だけではなくて土用は各季節にあります。

2023-04-17 14:21:42 | 日記

海の精クラブより

季節を楽しむ

七十二候通信

「七十二候」は「二十四節気」の各節季を約5日ごと3つの候(初候、次候、末候)に分けたものです。

ともに中国から伝わったものですが、中国の表現をそのままの「二十四節気」と違い、「七十二候」は日本の気候や動植物にあわせて修正されてきました。

より身近な季節の移ろいを知ることができます。

 

令和5年4月17日は土用の入り

土用 雑節

土用の丑の日は有名ですが、夏だけではなくて土用は各季節にあります。

古代中国で五行説(木火土金水が万物の根源という考え)の影響を受けてきた暦では、それぞれの季節に、春=木、夏=火、秋=金、冬=水、土は各季節の切りかわりの時期にあてはめ「土旺用事」(どおうようじ)「土用」と言うようになりました。

二十四節気の立春(りっしゅん)、立夏(りっか)、立秋(りっしゅう)、立冬(りっとう)の前18~19日間です。季節の変わり目の期間なので、次の季節に向けて生活や体の準備をしたい時期です。それぞれに、この日に食べると縁起の良いとされるものがあります。

 

土用=どよう

柴崎保三著 鍼灸医学体系 黄帝内経素問 太陰陽明論篇第二十九

第三節

(原文)

 帝曰。脾不主時何也。

 岐伯曰。脾者土也。治中央。常以四時長四藏。各十八日寄治。不得獨主於時也。脾藏者常著胃、土之精也。土者生萬物而法天地。故上下至頭足、不得主時也。

(訓読)

 帝曰く「脾は時を主らざるは何ぞや」。

 岐伯曰く「脾は土なり。中央を治む。常に四時を以て四藏を長ず。各々十八日寄(キ)治(チ)す。獨り時を主ることを得ざるなり。脾藏は常に胃に著く、土の精なり。土は萬物を生じ天地に法る。故に上下して頭足に至り、時を主るを得ざるなり」と。

(通解)

黄帝が申されるには、

「肝・心・肺・腎の四藏は夫々之に対応する春夏秋冬という時があるのに、脾藏だけはその主るべき時のないというのは、どういうわけか」と。

 岐伯がお答え申し上げるには、

「脾は五行的には土に属し其の位は中央に居して居ります。そして春夏秋冬何れの時に於ても四藏の長養に任じて居ります。これがため立夏の前十八日、立秋の前十八日、立冬の前十八日、立春の前十八日というように、四時の各季に於て夫々一定の日によせて(かたより集め)旺し、それによって全般を調整しているのであります。そういうわけでありますから、四時の中にある時だけを主るということはできないのであります。又脾藏は常に其の作用を胃に集中して、そこに定着している土の精であります。土は万物を生じ天地に法るものでありますから或は上に或は下にし頭に至ったり又足に至りして一定の時を主るということはできないのであります」と。

*各々十八日寄治す 四時の中、土気の王する時を土用という。立夏の前十八日を春の土用、立秋の前十八日を夏の土用、立冬の前十八日を秋の土用、立春の前十八日を冬の土用といい、一年に四度、計18×4=72日ある。その始めの日を土用の入りという。現在は一般に夏の土用だけを土用といっている。

 

土用=どよう 松浦インフォメーション

松浦薬業株式会社 インフォメーション 343 2ページ

 土用は春夏秋冬・季節の変わり目に年4度訪れ、それは人体五藏では脾にあたり『胃腸への負担の少ない、消化の良い温かい食物を摂る時期』となっています。身体のため美食・飽食を控え、その時期をお過ごしください。

 

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