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黄帝内経素問 玉版論要篇 第十五 第一節 語句の意味1-2

2011-10-27 10:14:31 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

 

黄帝内経素問 玉版論要篇 第十五

 

第一節

 

 黄帝問曰。余聞。揆度奇恆、所指不同。用之奈何。

 

 岐伯對曰。揆度者、度病之淺深也。奇恆者、言奇病也。請言道之至數。五色脈變、揆度奇恆、道在於一。神轉不回。回則不轉。乃失其機。至數之要、迫近以微。著之玉版、命曰合玉機。容色見上下左右。各在其要。其色見淺者、湯液主治。十日已。其見深者、必齊主治。二十一日已。其見大深者、醪酒主治。百日已。色夭面脱不治。百日盡已。

 

其見深者 東洋学術出版社素問=其色見深者 

鍼灸医学大系の(通解)(語句の解)では「其の色の見われること深いものは」「其色見深者」となっています。

 

(語句の意味)12

 

指す所同じからず=揆度奇恒の揆度と奇恒は同じではない。

 

道=人が守り行うべき義理。人の道。儒教の道。

 

至=し。いたる。とどく。行きつく。イタり。結果。きわみ。()い。

 

數=物の多い少ないの量。はかる。とりたててあげる。調べる。

 

道の至數=主要なる道理。生理的、病理的な主要道理。鍼灸医学大系

 

至数=『老子』[『経典釈文』引王弼(おうひつ)]注の説「数とは道理をいう」。「至数」とは、思うに道理をいい、ここでは色脈を指している。東洋学術出版社素問

 

五色脈=五臓と顔色(青・赤・黄・白・黒)と脈状の関係。

 

變=変化

 

道は一に在り=馬蒔の説「一とは何か。人に宿る神のことである」。東洋学術出版社素問

 

道一に在り=王冰の注には「一は色脈の応を謂うなり。色脈の応を知るときは則ち奇恆を揆度すべし」とあるも、この注はちょっとおかしい。

「道は一にあり」とは「道理は一つだ」ということで、色脈の応が一つだということではない。

奇恆即ち奇病なるものは、邪が絡脈にあって經脈にはいっていない。

従って陰陽の經脈の変動とは無関係に特種な症状を表わすのである。

従ってその場合に脈状と色とが相応ずる等の言を為すことは、全くつぢつまが合わない。鍼灸医学大系

 

神=広義では、人体の生命活動の総称であり、生理性あるいは病理性が外にあらわれた徴候を含む。ここでは生理性徴候

 =生理機能のこと。鍼灸医学大系

 

轉=テン。ころぶ、ころがる。めぐる、まわる。移る、かわる、移転、転化。

 

回=カイ。回転させる。まわる。行ってもどる。引きかえす。

 =本文に回とは逆転する意に用いたものである。鍼灸医学大系

 

機=キ。ハタ。織物を織る機械。機会。石弓の石を発するしかけのばね。たくみ。かなめ。たいせつなこと。ものごとの発動するもと、きざし。

 

迫=ハク。近迫。近づく、接近する。

 

近=キン。ちかい。時日がせまっている。チカづく。

 

微=ビ。かすか。はっきりしない。こまかい。少し。衰える。わずかの意で、じぶんのことの謙称。

明解漢和辞典、漢方用語大辞典

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