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低体温の漢方療法の捉え方②-④ 寒湿

2010-10-25 09:25:16 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

クラシエ漢方療法推進会の資料から

低体温の漢方療法の捉え方②-④

2.寒湿(湿気と冷えの病態)

 寒冷・湿気などで寒湿の邪が外部から侵入したり、体温を維持調節機能が衰弱してくると水湿**の内生で、体内に寒湿**が停滞する病態です。身体の冷えとともに水分(湿)が停滞して、むくみを伴うのが特徴です。

 水分が皮下や筋肉内に溢れ、身体にとって余分な重量となると同時に筋肉の動きを阻害するため、自覚的に重だるく動きにくい。また、水分が血管を外から圧迫するので血行が悪くなり、水分が外界の寒冷で冷やされると、冷却効果がより高まって持続するために冷えが強くなります。水分は下方に貯留しやすいので、一般にこのタイプは下半身の冷えが顕著になります。

邪=各種の病因と、その病理の障害。寒さと湿気が体に影響する。

**水湿=機能低下により体内に湿・水滞・水毒が発生し、偏在する。

***寒湿=寒と湿が相合した病邪のこと。発病すると外を衛る生命力がめぐらず、血流が滞り、筋肉痛、神経痛、関節痛などの症状を発する。

 

() 体温を維持調節機能の衰弱と寒湿(虚証)

 先天的虚弱、慢性病、老化などにより、陽気が衰えて虚寒が生じると、水液の運輸が失調して、水液が内生します。その水液と虚寒が結びついて寒湿が生じ、その寒湿がさらに陽気を滞らせる病態です。

 西洋医学的には、熱代謝が虚弱して熱量が生み出しにくくなり、血行も不足して、冷えが生じると同時に、水分の運行と排泄の能力も低下して、水分が停滞し、皮下や筋肉の組織間にあふれた状態に相当します。

虚寒=寒がる、元気が無い、四肢の冷え。

 

症状・・強い冷えと、身体が重だるい、下肢のむくみ、尿量が少ない

 

治法・・温性の生薬によって温め、利尿する。

 

方剤・・○牛車腎気丸=乾地黄・山薬・沢瀉・牡丹皮・山茱萸・茯苓・牛膝・車前子(八味丸に牛膝と車前子が加わったもの。附子は半量)

○玄武温陽=茯苓・芍薬・朮・生姜・附子

 

 

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
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本体価格

250g 8,000円

500g 15,000円

分包品1包1g入り60包3,500 円

1包60円

 



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