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七十二候通信 末候4/30~ 牡丹華 ぼたんはなさく 女性美と「立てば芍藥、座れば牡丹

2021-04-30 09:47:04 | 日記

昌栄薬品

海の精クラブより

季節を楽しむ

七十二候通信

「七十二候」は「二十四節気」の各節季を約5日ごと3つの候(初候、次候、末候)に分けたものです。

ともに中国から伝わったものですが、中国の表現をそのままの「二十四節気」と違い、「七十二候」は日本の気候や動植物にあわせて修正されてきました。

より身近な季節の移ろいを知ることができます。

七十二候

末候4/30~

牡丹華 ぼたんはなさく (牡丹の花が咲くころ)

牡丹は「百花の王」とも呼ばれ、豪華な大輪の花を咲かせます。中国原産で奈良時代に薬用として日本に持ち込まれました。そのあとに観賞用として広まりました。

 

渡辺武著平成薬証論より

牡丹皮 ボタンピ 牡丹皮 〔薬味薬性 辛寒 血剤〕 牡丹

神農本経(神農本草経=しんのうほんぞうきょう・現存する中国最古の薬物学書、著者未詳、全3巻もしくは4巻)

味辛寒、主寒熱、中風、瘈瘲痙、驚癇、邪氣、除癥堅瘀血留舎腸胃、安五藏、治癰瘡。

名医別録

味苦微寒、無毒。主除時氣、頭痛、客熱、五労、労氣、頭腰痛、風噤、癲疾。

〔基源〕 キンポウゲ科

中国原産の亜低木で、日本に古くから渡来し栽培されている。薬用には根の木心を除いた根皮を牡丹皮と呼び、消炎・鎮痛・鎮痙・浄血・通経などに使う。

〔成分〕 ぺオサイドとペオノライドの二種の結晶性配糖体を含み、特有の佳香がある。

漢方では消炎性駆瘀血剤として、頭痛・解熱・止血・緩下・腰痛・関節痛・月経異常に応用し、その他婦人薬としても需要が多い。

本文・・略・・

本文補追

 今日各地に残る牡丹の名所を訪れると、どこも最初は薬用目的に栽培されたものです。

大和の大麻寺、長谷寺、大宇陀の森野薬草園などが奈良県の製薬の発祥となり、それが発展して近代医薬品メーカーが奈良県から多く輩出しいます。再掲載

 

 巨大な牡丹株郡を誇る

福島県須賀川の牡丹園

http://www.botan.or.jp/

も、旧幕時代に武士が薬業家に転じ、大和から牡丹苗を移入し、薬草の原料確保のために始められたと伝えられています。

 

p156 薬学博士 渡邊武著わかりやすい漢方薬より 女性美と「立てば芍藥、座れば牡丹」 男と女の違い

2019-12-19 12:40:35 | 日記

 

漢方医学大辞典 薬物篇より

牡丹皮(ぼたんぴ)

出典は「珍珠嚢」。丹皮、粉丹皮ともいう。キンポウゲか植物ボタン・・略・・の根皮である。安徽(あんき)・四川・甘蕭(かんしょう)・陝西(せんせい)・湖北・湖南・山東・貴州に主産する。性味は辛・苦、寒。心・肝・腎経に入る。効能は清熱涼血、活血散瘀(かっけつさんお)。臨床応用は熱病発疹、吐血、衄血(じくけつ・外傷によらずに外部に出血する病証、鼻血)、無汗骨蒸(汗がなく、消耗熱の一種で骨を蒸されるように熱く感じること)、驚癎(きょうかん・急に驚いて卒倒すること)、経閉、通経(つうけい・月経不通を通じさせる方法)、打撲瘀血(だぼくおけつ)、腸廱(ちょうよう・急性虫垂炎?・大便に膿血を下すもの?)、癰瘍腫毒(ようようしゅどく・できものの腫れたもの)、高血圧症を治す。妊婦は慎用。再掲載

 

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税込価格

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500g 16,200円

分包品1包1g入り60包3,500 円

1包60円


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