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黄帝内経素問 玉版論要篇 第十五 第二節 語句の意味3

2011-11-26 09:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 玉版論要篇 第十五

 

第二節

脈短氣絶死。病温虚甚死。色見上下左右、各在其要。上爲逆、下爲從。女子、右爲逆、左爲從。男子、左爲逆、右爲從。易重陽死、重陰死。陰陽、治在權衡相奪、奇恆事也。揆度事也。搏脈痹躄、寒熱之交。脈孤爲消氣、虚泄爲奪血。孤爲逆、虚爲從。行奇恆之法、以太陰始。行所不勝曰逆。逆則死。行所勝曰從。從則活。八風四時之勝、終而復始。逆行一過、不復可數。論要畢矣。

 

語句の意味-3

 

搏脈=脈が搏つこと

 

()躄=ひへき・足が不遂となり疼痛すること。臂の不遂を痺といい、足の不遂を躄という。

 

寒熱の交=寒熱の気の交合によって起るもので、邪気の侵襲による虚実の関係で起るものではないということ。

陰が陽に乗ずれば寒となり、陽が陰に乗ずれば熱となる。

陰陽相搏するとき之を寒熱の交というのである。鍼灸医学大系

 

王冰の注には「脈手に搏して撃ちて、病 (グンヒ)(手足の麻痹すること)及び攣躄する者は皆寒熱の気交合して為す所、邪気虚実の生ずる所にあらざるなり」とある。鍼灸医学大系

 

孤脈=表面だけにあって裏になく、裏にあって表にない脈のことをいう。

それは陽気が消散したものである。鍼灸医学大系

 

孤脈=孤脈とは弦・鈎・毛・石で、胃気が少ないことをいう。東洋学術出版社素問

 

虚泄=脈が虚で泄下するもの。すなわち不消化便を下痢し、脈は微弱である。

 

奪血=血を失うこと、又は発汗により営血が損傷すること。

 

営血=血液のこと。

 

太陰=経脈の名称の一つ、脾肺両経の代名詞であり、陰気旺盛の意味がある。

三陰経の最も表層にあるので、「太陰を開と為す」ともいわれる。

 

不勝=王冰の注には「木(春・酸に)、金(秋・)の脈を見わし、金(秋・)、火(夏・)の脈を見わし、火(夏・)、水(冬・)の脈を見わし、水(冬・)、土(長夏・)の脈を見わし、土(長夏・)、木(春・)の脈を見わす。此の如きは、皆勝たざる所に行くなり。故に逆と曰う。賊勝つこと已まず、故に逆なるときは則ち死す」とある。鍼灸医学大系

酸苦甘辛鹹は図を理解するために入れました。

 

  =馬蒔の註には「五行の我に尅つ者を勝たざる所と為すなり。勝たざる所に行く者は是を逆と為す。逆なるときは則ち死す。木部(春に)(秋の)脈を見わし、金部(秋に)(夏の)脈を見わし、火部(夏に)()脈を見わし、水部(冬に)(長夏の)脈を見わし、土(長夏に)部木(春の)脈を見わすの類の如し」とある。鍼灸医学大系

 

八風四時の勝=八風(東・西・南・北・東南・南西・西北・北東の風邪で、疾病を起こす病因となる)四時(春夏秋冬)の勝つ時との関係

 

終而復始=終ってから復始まる

 

一過=ひとつの過失

 

不復可數=また計算することは出来ない

 

逆行一過すれば復た数うべからず=処置法の規律に違反して、其の逆をやってしまってからでは、これをもう一度始めからやりなおすことはできぬという意である。鍼灸医学大系

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