おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
黄帝内経素問 三部九候論篇 第二十
第一節
黄帝問曰。余聞九鍼於夫子。衆多博大、不可勝數。余願聞要道、以屬子孫、傳之後世、著之骨髓、藏之肝肺、歃血而受、不敢妄泄。令合天道、必有終始。上應天光星辰歴紀、下副四時五行貴賤更互、冬陰夏陽、以人應之奈何。願聞其方。
岐伯對曰。妙乎哉問也。此天地之至數。
語句の意味
九鍼=九針・古代の医者の用いた九種類の異なる形と用法の針。鑱(はり、きり、サン)針・員針・鍉針・鋒針・針・員利針・毫針・長針・大針。九針は主に刺針で病を治すものである、又外科と按摩の様な用途もある。<霊枢九針十二原篇・官針篇>
夫子=先生。長老。目上の人。大夫の位にある人。妻が夫をよぶ称。
衆多=数が多い。
博=ハク。ヒロい。広くゆきわたる。ヒロまる。大きい。ばくち。
大=おおきい。広い。重大な。すぐれた。多い。はなはだしい。大規模の。
不可勝數=数えきれるものではない。鍼灸医学大系
要道=重要な道理。重要な教え。
衆多博大のものを要約したすじみちの意である。鍼灸医学大系
屬=ゾク。下役。同類。付き従う。種類。範囲。続く。たのむ。よせる。文を作る。
著=チョ。アラわす。書物を作る。著述する。著作。明らかにする。イチジルしい。明らかである。目だつ。着の正字。
骨髓=骨とその中心と。しんそこ。事の要点。眼目。極致。
藏=蔵。ゾウ。クラ。オサめる。内に入れておく。しまっておく。
肝肺=肝臓と肺臓と。心の中。こころ。まごころ。
歃血=ちをすする。諸侯が約束をするとき、盟(ちかい)のしるしとして、→犠牲を殺し、その血を互いに口のはたに塗ること。
天道=てんどう・天地自然の道理。〔仏〕六道の一。天文の占いの方法。てんとう・太陽
終始=初めと終わりと。はじめから終わりまで。たえず。いつも「--一貫」
天光=テン。アメ。ソラ。大空。天然。天帝。天子。上。天から授けられたもの。時候。尊ぶもの。日・月・星の状態。天体の現象。天文。ただ一つのよりどころ。妻が夫をいう称。なくてならないもののたとえ。〔日〕天麩羅。
星辰=ほし。ほしのやどり。星宿。
歴=レキ。ヘる。フ。過ぎる。越える。あまねく。つぎつぎに。ひとつひとつ。
紀=キ。シルす。順序をたててしるす。つな。紀は細、綱は太。のり。法。治める。糸を整理し、乱れないようにする。十二年。年月順に編修した史書。紀伝体の史書中、大事件を天子の年月順にしるした篇。行なうべき道。春秋時代の国名。〔日〕日本書紀の略称。
副=フク。ソエ。すけやく×正〔-将〕。ひかえ。つけたり。ソえ。たすける。ソう。適合する。サく→裂。
貴=キ。トウトい。地位が高い。価格が高い。トウトぶ。尊敬する。重んずる。愛する。名詞の上に冠し、相手に対する尊敬の意を表わす。
貴=「ひときわ目立って大きい財貨」であることを表わした文字である。鍼灸医学大系
賤=セン。イヤしい。身分が低い。イヤしむ。あなどる。見下げる。価が安い。つたない。自己の謙称。
賤=「少ない財貨」ということで、主力と一部というような関係とも見られる。従がって王冰の注にあった如く王相の関係ということになるのであろう。鍼灸医学大系
王冰の注
「天光とは・・・、歴紀・・・、・・・略。夫れ四時五行の気王する者を以て貴と為し、相なる者を以て賤と為すなり」とあり。鍼灸医学大系
相=・・・。そこで主役を演ずるのが王であり、そのかいぞえ役が相であり賤ということである。鍼灸医学大系
王=盛んなこと。大きい。行く。
相=タスける。補助する。補佐。補佐役。介添え。
貴賤=身分のある人と低い人と。とうとい人といやしい人と。
更=コウ。サラに。あらためて。少しも。新しいこと。変わる。入れかわる。かわるがわる。たがいに。代わりあって。
互=ゴ。タガい。かわるがわる。交互に。おたがいどうしで・・・しあう。いけにえの獣類をつるすたな。
更互=入れかわって。交代してということ。鍼灸医学大系
妙=ミョウ。タエ。きわめてよい。非常にすぐれた。ふしぎな。へんな。年若い。妙年。妙齢。
天地=天と地と。世の中。世界。上下。
至=きわみ。この上なく。
數=きまった運命。
漢方用語大辞典、明解漢和辞典
ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。
簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。
250g 8,400円
500g 15,750円