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陰陽應象大論篇 第五 第五節 語句の意味

2010-04-05 05:12:17 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 ② 陰陽應象大論篇 第五 第五節

味傷形、氣傷精。精化爲氣、氣傷於味。陰味出下竅、陽氣出上竅。味厚者爲陰、薄爲陰之陽。氣厚者爲陽、薄爲陽之陰。味厚則泄、薄則通。氣薄則發泄、厚則發熱。壯火之氣衰、少火之氣壯。壯火食氣、氣食少火。壯火散氣、少火生氣。

語句の意味

味=毎日食するもの。

形=身体

傷=きずつける。

精=ここでは毎日食するものから得られる、生命活動の維持と代謝に不可欠なもの。

厚=味の厚いもの、味のこいもの、強いもの。陰の性格の強いもの。

薄=厚い、薄いも味としては陰であるが、味の薄いものは陰中の陽(陽性を帯びるもの)である。

泄=もれる。

通=つうじる、正常に通じること。

壮火=正気(生命力、抵抗力)を損ない生理機能に病的な影響を及ぼす人体の火、体温の熱。

少火=壮火に対する語、人体の生命活動を維持する陽気を生じる正常な火。

食=蝕(日蝕・月蝕)

食=①はむ。くう。「壮火は気を食う」とは、過剰に亢進する陽気は、元気を消耗させるの意。②やしなう。「精は気を食う」とは、精は気化に頼って生ずるの意。「形は味を食う」とは、身体は食物の栄養に頼っているということ。

新・東洋医学辞書ソフト、漢方用語大辞典

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