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六節藏象論篇 第九 第五節 語句の意味

2010-12-14 09:29:21 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 六節藏象論篇 第九

第五節

帝曰。何以知其勝。

岐伯曰。求其至也、皆歸始春。未至而至、此謂太過。則薄所不勝而乘所勝也。命日氣淫不分。邪僻内生、工不能禁。至而不至、此謂不及。則所勝妄行而所生受病。所不勝薄之也。命曰氣迫。所謂求其至者、氣至之時也。謹候其時、氣可與期。失時反候、五治不分、邪僻内生。工不能禁也

語句の意味

至=いたる。するようになる。結果。

求=もとめる。たずねる。

至るを求むるや=結果を求めれば・其の勝つところを知るには。

帰=かえる。もと来た方に引きかえす。もどらせる。あわす。

始春=立春の日、又は立春前十五日。

未至而至=未だ至らずして至る・まだ其の季節になっていないのに其の季節の様になる・例・まだ冬になっていないのに寒波が襲ったり、雪が降ったりする。

太過=たいか、例・まだ夏になっていないのに夏の様な暑さが来る、これを太過という。すぎること。

薄=うすい。不幸な。セマる→迫。近づく。ここでは迫る、近づく。

乗=のる。つけ込む。勝つ。しのぐ。

命=名づける。命名。

気淫=きいん、気候が順調にめぐらずに異常をきたす。

気淫不分=気が乱れて、けじめがなくなっていること。鍼灸医学大系。

 

不分。邪僻内生、工不能禁。=分かたざれば、邪僻 内に生じ、工も禁ずること能わず=各家の注解によれば、この十字は錯簡である。後の文章(本節末・アンダーライン)がここに誤っておかれているのである。そこで、ここでは訳さない。東洋学術出版社六節蔵象論。

 

王冰の注には「不分邪僻内生工不能禁、の十字は、文義がはっきりしないので、古文の錯簡であろう」と述べているが、それは全句の読み方に誤りがあるためではあるまいか。上の不分の二字は、之を「分たざれば・・・・・」との句に続くのではなくて「命じて、気淫不分と曰う」「邪僻内に生じ工も禁ずること能わず」と読むのではあるまいか、そうすれば意味の通じないことはあるまい。鍼灸医学大系

 

邪僻=じゃへき、病気をひきおこす一切の原因

工=医者をさす。

禁=キン。トドめる。さしとめる。制止。

不及=ふきゅう、太過に対することばで、太過とは過ぎること、不及とは足りないこと。例・冬なのに霜も降りず、氷もはらず、暖冬で冬物の売れ行きが悪い、その季節がまだやって来ない。

至而不至=来るべき季節はきているのに、まだその季節になっていない。

勝つ所=五行の気が勝つ。剋すること。

妄=妄りに。分を越えて。無遠慮なこと。

勝たざる所=五行の気を剋する相手。腎であれば心をいう。

気迫=①五臓の気が相い迫って病をなすこと。②気候が不及の場合には、心から腎の陰陽移行が多く、腎から脾の陰陽移行は少ない、これを気迫という。

謹=つつしむ。うやうやしくかしこまる。

候=うかがう。

気は与に期すべし=春夏長夏秋冬の気が関係(来たり、変化したり)することが予期できる。

与=よ。与える。関与する。関係する。

期=予期する。

時=季節

五治=五季・春夏長夏秋冬・の気候が正常にめぐること。病を治す五種の法則。

分かたず=区別がつかない。理解できない。

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