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以前、衛気営血弁証について記載しました 衛分証は初期 (武漢ウイルス) 気分証は色々な症状が発現しますが 気分証 津液消耗タイプ 糖尿病のような

2020-03-21 09:45:15 | 日記

昌栄薬品です

以前、衛気営血弁証について記載しました

衛分証は初期

(武漢ウイルス)

気分証は色々な症状が発現しますが

気分証 津液消耗タイプ 糖尿病のような

気分証

津液消耗タイプ・・高熱・悪寒・口渇・多飲・発汗など、舌質紅・乾燥、舌苔乾黄

口渇のはげしい糖尿病に用います

治法:清熱生津 処方:白虎加人参湯

清熱=寒涼性の薬物を用いて熱性病を治療する方法

生津­=薬物を用いて津液が損耗したものを治療する方法

津液=体内の正常な水液、または人体内のいっさいの体液

糖尿病のような症状であり、熱の症状があるもの。

 

白虎加人参湯=知母;石膏;甘草;粳米;人参

知母・ちも  ・苦寒の血剤

石膏・せっこう・辛寒の気剤

甘草・かんぞう・甘平の脾胃剤

硬米・こうべい・甘微寒の脾胃剤 

 

渡辺武著平成薬証論より

硬米

基源

イネ科の玄米、イネ(ウルシネ)の種子、精白しないものを用い、滋養強壮・緩和、また止渇剤として口渇・煩躁に用いる。

成分

澱粉、タンパク質、脂肪、ビタミンなどを含む。

 粳米は白虎湯や白虎加人参湯、竹葉石膏湯などに配され、陽明の熱症である石膏証の熱気を解消する際に、石膏を補佐して働きます。

また、麦門冬湯にも配され、煩熱や燥きにも対応します。

また桃花湯や附子粳米湯は冷えによる下痢に使う処方ですが、激しい症状の時には腸の粘膜に炎症が起こっていますから、それを粳米がマイルドに和らげます。

また腸だけでなく、脾胃を守る働きもします。

 

人参・にんじん・甘微寒の水剤

石膏と人参が組むと熱を冷ます力が増します

 

傷寒論という書物のの太陽病という篇に

第五 弁太陽病脉證并治上 荒木性次著方術説話

第二十七條 26 二六

服桂枝湯、大汗出後、大煩渇不解、脈洪大者、白虎加人參湯主之。

けいしとうをふくし、おおいにあせいでてのち、だいはんかつげせず、みゃくこうだいのものは、びゃっこかにんじんとう、これをつかさどる。

桂枝湯を服し大いに汗出でたる後、大煩渇解せず脈洪大なる者は白虎加人參湯之を主どる。

○大汗出後、大煩渇不解 うんと汗が出てから大煩渇が始まりそれが解せない、後大煩渇とは大煩渇が汗出後に發したと云こと、大煩渇とは甚しく熱がって咽をかわかすこと、不解は煩渇が解さないこと。

白虎加人参湯が主る

 

洪脈=こうみゃく。脈象の一つ。脈が波のように湧き上がり退くようなもの。多くは熱邪亢盛に属す。また熱病で陰が傷られ、陰が内に虚し陽が外に盛んとなったものを洪脈をあらわす。按ずると指に応ずるものに力がある。一般には浮大にして力があるという。漢方用語大辞典

大脈=だいみゃく。脈象の一種。脈が大きくしかも指いっぱいに感じられるようなものであり、振幅は平常の2倍である。大脈でしかも力があれば邪熱実証であり、大脈で力の無いものは虚損して気が内を守ることができない証である。<素問三部九候論>「形痩脈大、胸中多気の者は死す。」漢方用語大辞典

 

脈が異常を現すときには、虔脩『感應丸』を抑えに服用をお勧めします。

心臓が止まらないように

 

傷寒論 

第七 弁太陽病脉證并治下

第四十一條 41 一六八

傷寒病若吐若下後、七八日不解、熱結在裏、表裏倶熱、時時惡風、大渇、舌上乾燥而煩、欲飮水數升者、白虎加人參湯主之。

しゃうかんのやまい、もしくはとし、もしくはくだしてのち、しちはちにちげせず、ねつけっしてりにあり、ひょうりともねつ、ときどきおふう、だいかつ、ぜつじょうかんそうしてはん、みずすうしょうをのまんとほっするものは、、びゃっこかにんじんとうこれをつかさどる。

傷寒の病若しくは吐し若しくは下して後、七八日解せず、熱結裏に在り、表裏倶に熱し、時時惡風、大いに渇し、舌上乾燥して煩し、水數升を飮まんと欲する者は、白虎加人參湯、之れを主どる。

吐かせたり、下したり、(発汗したり・これを省いている・大塚敬節)して、七八日後治らず、表も裏も熱がある(裏・身体内部の臓腑)、裏の熱が表にまで及び、表裏ともに熱する、まだ下す時では無いので白虎加人参湯の主治である。

 

傷寒論

辨陽明脈證并治第八

44 二二二 

若渇欲飮水、口乾舌燥者、白虎加人參湯主之。

若し渇し水を飮まんと欲し、口乾舌燥する者は、白虎加人參湯、之を主どる。

喉が渇いて水を飲むのをほしがり、口が乾き、舌が燥くものは、白虎加人参湯の主治である。小便不利(しょうべんふり・小便の量が減少して排出困難となる病証)はない。

 

クラシエ 白虎加人参湯 

第2類医薬品           びゃっこかにんじんとう

 こんな症状でお困りの方に!

  • のどの渇きとほてり…などの症状の方に。

処方解説

  • 「白虎加人参湯」は、漢方の古典といわれる中国の医書『傷寒論[ショウカンロン]』『金匱要略[キンキヨウリャク]』に収載されている薬方です。
  • のどの渇きとほてりのある方に効果があります。

成分

成人1日の服用量3包(1包1.0g )中

白虎加人参湯エキス粉末M・・・1,300mg

〔チモ2.5g、セッコウ7.5g、カンゾウ1.0g、コウベイ4.0g、ニンジン0.75gより抽出。〕

添加物として、ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖を含有する。

効能

体力中等度以上で、熱感と口渇が強いものの次の諸症:のどの渇き、ほてり、湿疹・皮膚炎・皮膚のかゆみ

用法・用量

1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。

成人(15才以上)・・・1回1包

15才未満7才以上・・・ 1回2/3包

7才未満4才以上・・・・1回1/2包

4才未満2才以上・・・・1回1/3包

2才未満・・・・・・・ 1回1/4包

※ この医薬品の使用上の注意をよく読んで正しくお使い下さい。

使用期限 2022・02

価格

30日分 90包 8,530円

15日分 45包 4,265円

14日分 42包 3,980円

10日分 30包 2,845円

 7日分 21包 2,135円

      1包  115円

【臨床応用】

日射病、脳炎、流感、肺炎、脳出血、バセドウ氏病、角膜炎、皮膚炎、じんま疹、湿疹、ストロフルス、胆嚢炎、腎炎、腸チフス、糖尿病、夜尿症(矢数道明著漢方処方解説)

 

漢方用語大辞典、新東洋医学辞書、荒木性次著方術説話、大塚敬節著臨床応用傷寒論解説、渡辺武著平成薬証論、矢数道明著漢方処方解説

 

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

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税込価格

250g 8,640円

500g 16,200円

分包品1包1g入り60包3,500 円

1包60円