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手足の痺れ-④ ・・・方剤解説・・・

2016-01-30 10:45:07 | 日記

昌栄薬品です

手足の痺れ-④

・・・方剤解説・・・

1.クラシエ薬品疎経活血湯・そけいかっけつとう(出典は万病回春という書物)

【組成】

当 帰 (甘・温・血剤)

川 芎 (辛・温・血剤)

地 黄 (甘・寒・血剤)

芍 薬 (苦・平・水剤)

威霊仙(苦・温・水剤)

羌 活 (苦・平・血剤)

桃 仁 (苦・平・血剤)

防 風 (辛・温・気剤)

牛 膝 (苦・平・血剤)

白 芷 (辛・温・血剤)

竜 胆 (苦・寒・血剤)

白 朮 (苦・温・水剤)

茯 苓 (甘・平・水剤)

防 已 (苦・温・水剤)

生 姜 (辛・温・気剤)

陳 皮 (辛・温・気剤)

甘 草 (甘・平・脾胃剤)

【効能】

体力中等度で、痛みがあり、ときにしびれがあるものの次の諸症:

関節痛、神経痛、腰痛、筋肉痛

【目標】

血虚(貧血など血(けつ)の機能の衰え)の四肢や体のしびれ痛み、遊走性の痛み、軽いむくみなどと皮膚につやがない、しびれなどをともなうもの。

日中医薬研究会会員作成レーダーグラフのデータより

 

 

気剤

血剤 

水剤

脾胃剤

温剤

寒剤

証の数

3

8

5

1

11

-7

百分率

17.6%

 

47.1%

29.4%

5.9%

47.8%

30.4%

                 

17剤中8剤が血に働き、水毒を調整する生薬が5剤、気に働く生薬が3剤、脾胃剤が1剤となっており、血剤と水剤が多いことが分かります。

温剤が47.8%、寒剤が30.4%と温める作用のある処方といえますが、処方の妙といいましょうか炎症のある部分には消炎するという作用がある処方です。(参考・万病回春という書物の痛風門より)

【解説】

四肢のしびれ痛み、遊走性の痛み、軽度の浮腫、関節の運動障害などの症状に皮膚につやがない、しびれ感、筋肉のひきつりなど血虚をともなうものに用います。

気虚(気力の低下、気力の元となる栄養がとれない状態)の症状がある場合は、クラシエ薬品防已黄耆湯などを合方するとよいでしょう。

【このような人に】

・普段から遊走性のしびれや痛みなどの症状がある方。

・顔色につやがない、不眠、夜間にひどくなるなど、随伴症状に血虚の症状が

ある方。

・腰痛や神経痛があり右足のつる方(左足より右足がつる)。

 

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

 

税込価格

250g 8,640円

500g 16,200円

分包品1包1g入り60包3,500 円

1包60円