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黄帝内経素問 脈要精微論篇 第十七 第四節 訳

2012-02-20 05:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

 

黄帝内経素問 脈要精微論篇 第十七

 

第四節

 五藏者中之守也。中盛藏滿氣勝傷恐者聲如從室中言、是中氣之濕也。

 

言而微、終日乃復言者、此奪氣也。衣被不斂、言語善惡不避親疏者、此神明之亂也。倉廩不藏者是門戸不要也。水泉不止者、是膀胱不藏也。得守者生、失守者死。

 

五藏・肺・肝・脾・心・腎はお腹の守りであります。五臓の機能活動が盛んになり満ちてきて、恐が腎を傷るようになると、声がへやのなかで話す様ではっきりしなくなり、是は中気が湿を受けたためであります。

 

下線部鍼灸医学大系の訳は

五臓というものは、精気を保有して身体の中をしっかりと守るものである。

腹中に気が盛んなため藏にまで充満し、所謂気が勝つために喘息変息を生じて恐に傷らるる者は、語声が重濁して恰かも室内でものをいうているのを外で聞いている如くではっきりしない。

これは中の気が湿に犯されて、つまり気中に湿気が多くて、サラリとしないためである。

 

下線部東洋学術出版社素問の訳は

人体の五臓は、体内にあっていずれもがその守るべき機能をもっています。

もし腹中が極めて旺盛となって、蔵気が脹満し、気が勝って喘するようになり、恐れやすくなって、話す声が混濁してはっきりとしないものは、中気がその正常な働きを失い、そこに湿邪がからんで病気となったものです。

 

言語がかすかで、一日中同じようなことを言うのは、生命力・抵抗力が損傷したためであります。

衣服をきちんと着こなさず、話すことも善悪が分からず、親疎の区別も意味不明であるのは、精神が乱れてしまったものであります。

脾胃が飲食物を受け入れ収容することができずすぐ出てしまうのは(完穀下痢・かんこくげり・食べたものがそのまま出てくるような臭気のない下痢)、倉廩の門戸(幽門・胃の下口。闌門・大腸と小腸の境界部位。魄門・肛門のこと。)がしまりがないためであります。

小便を尿漏れするものは、膀胱の働きが悪いため我慢が出来ないのでございます。

五臓の守りが正常に得ることができるのであれば生命が保たれ、守りを失うようであれば死に至るのでございます。

新・東洋医学辞書ソフト、漢方用語大辞典

 

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