ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

〝母の日〟のプレゼント

2020年05月10日 | 俳句

 今日は朝から一日中どんよりとして暗~い…気分まで暗くなりそうな〝母の日〟でした。(何となく悪い予感が…) 今日どうするかも決めないまま、午前中はそれぞれにすることがありましたので、それにかかりっきり。

 昼食後、〝どうするの?おばあちゃん何か待ってるかもしれんよ〟と、主人に言うけれど…

 〝ほら、食べに行かんのなら、この前の宅配頼んだら?あのチラシどうしたの?〟〝ゴミ箱に捨てたぞ〟〝エエッ、捨てんでもいいのに~〟といったら、ゴミ箱に探しに行きあったって。アハハッ…

 これはコロナのための外出自粛というこのご時勢で考え出されたものではと思うのですが、タクシー配達サービス〝Hakobuuu〟です。タクシー会社と飲食店(10店舗)が提携して、その店の料理を自宅で食べられるというサービス。料金は、食事代だけで配送料金は0円。ただし15時以降の配達で、2品以上かつ3,000円以上の注文に限るです。もちろん上記以外も配達してくれますが、その場合は配送料500円。配送範囲は店から半径5㎞圏内、注文してから調理するので30分~1時間半かかるんですって。料理の種類は和食、寿司、中華、イタリアン、お好み焼き、焼き肉などありましたが、チラシを見た限りでは、行って食べるよりちょっと高めになっていましたね。まあ、それは当然でしょうけれど。

 とにかく今日はこれで済まそうと、主人がおばあちゃんに電話。〝食べに行かれんから、家に配達して貰うんで、何が食べたい?〟〝ウナギと寿司がいい〟とおばあちゃん。そこで早速電話すると、〝今日はもう注文がいっぱいなので配送できません〟だって。エエッ、考えることはみんな同じなんやね~。こんなの頼む人がいるのかしらなんて言ってたけど…、二人ともびっくり! さて、どうしたものかと思案して、配送がダメならテークアウトにしてもらって取りに行ったらと、また電話。すると、それもいっぱいで手が回らないからとどこでも断られました。結局今日は諦めるしかないということで、おばあちゃんに母の日のご馳走は延期してもらうことに。期待させてごめんねと言うと、〝まあ、この前ウッドデッキで焼きリンゴなどをご馳走してもらったからいいよ〟と、反対に慰められました。

 これで、〝母の日〟も一件落着か…と思いきや、とんだ災難が、それも水難が、私にはプレゼントとして用意されていたんですよ。我ながら何、これ!と、叫んでしまいました。一つは、〝母の日〟なんだから私の大好きな小豆を煮てぜんざいでも食べましょうかと、圧力鍋で煮たんです。が、それが大爆発!火は中火にして気をつけていたんですが、ちょっと目を離したすきに噴き上げて、そこら中が小豆の汁だらけ…もう、イヤになりました。まるで台所の大掃除!そうして一段落した後、今度はコーヒーを飲もうと淹れたら、それをひっくり返してしまい、座布団から着ているものまで…ああ、イヤ、イヤ、イヤダ~

 こんな〝母の日〟は初めてですよ。ワタクシなにか悪いことでもしたかしら?考えるとなんだかクヤシイ!

 でも、一つ、いや二つかな、いいこともあったんです。一つはおばあちゃんからの手編みロングベストのプレゼント。私〝着る人〟と言って、いつもいろんなものを編んで貰ってます。全部集めると作品展が開けるぐらいなんですよ。おばあちゃんの手編み歴はもう30年以上にはなるのかしら。とにかく上手!もともと和裁を長くしていましたのでとても器用なんです。だからか、頭も目も耳も私よりいいし、歩くのもまだ杖だけで歩けるんです。まあ本当にスーパーおばあちゃんですよ。

 数え100歳から頂いた手編みのベスト…ほら、世界にたった一つしかない最高のプレゼントでしょう。ちょっと肌寒いときに羽織ると暖かくて最高!モデルがいまいちだけどガマンしてね。もう一つは息子からの可愛いカーネーション。まあ、くれるだけもいいか~なんて。コラ、コラ、そんなこと言うから罰が当たったんだよ。何にでも心から感謝しなくっちゃ、ネッ!

コメント (2)
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