松本大洋 2017年11月 小学館ビッグコミックススペシャル 上下巻
先月、書店でみかけて、衝動買いした新刊コミックス。
著者名と、ちょっと意外なカバー表紙画みて、うーむ、読んでみずにはいられない、みたいな感じにとらわれてしまった。
マンガでルーヴルっていったら、谷口ジローの『千年の翼、百年の夢』が思い浮かぶんだけど、松本大洋がルーヴル題材にしたら何描くんだろ、って興味津々。
(そのわりには、すぐ読まないで二週間くらい置きっぱなしにしてたりして。)
読み始めて、すぐおもったのは、なんか画がちがう感じ、ってこと。
美術に詳しくないから何調っていったらいいのか判んないけど、いつもより丸っこくて、色をつけたら淡いんだろうなって雰囲気。
お話のほうは、ルーヴル美術館の屋根裏部屋をすみかにしている猫たちの話。
美術館に勤める一部のひとたちが、内緒で飼ってんだけど、猫たちは猫たちで勝手に生きてて、満月の夜には外へ繰り出したりする。
人間から見たときはネコのかたちしてるんだけど、猫の視点から物語が進むときは猫たちは擬人化されて描かれる。
猫が主役ではあるけれど、テーマは絵の声が聞こえるひと(ネコ)のこと。
絵の声を聞くことのできるひとは、絵の中に入ることができて、絵の中に入っているあいだは齢をとらない。
うん、なんかいいですねえ、一読して気に入った、このマンガ。
雑誌連載してたらしいけど、予備知識なしで読んで単行本、一気に読むって私のやりかた、いいものに出会うととてもうれしい。
先月、書店でみかけて、衝動買いした新刊コミックス。
著者名と、ちょっと意外なカバー表紙画みて、うーむ、読んでみずにはいられない、みたいな感じにとらわれてしまった。
マンガでルーヴルっていったら、谷口ジローの『千年の翼、百年の夢』が思い浮かぶんだけど、松本大洋がルーヴル題材にしたら何描くんだろ、って興味津々。
(そのわりには、すぐ読まないで二週間くらい置きっぱなしにしてたりして。)
読み始めて、すぐおもったのは、なんか画がちがう感じ、ってこと。
美術に詳しくないから何調っていったらいいのか判んないけど、いつもより丸っこくて、色をつけたら淡いんだろうなって雰囲気。
お話のほうは、ルーヴル美術館の屋根裏部屋をすみかにしている猫たちの話。
美術館に勤める一部のひとたちが、内緒で飼ってんだけど、猫たちは猫たちで勝手に生きてて、満月の夜には外へ繰り出したりする。
人間から見たときはネコのかたちしてるんだけど、猫の視点から物語が進むときは猫たちは擬人化されて描かれる。
猫が主役ではあるけれど、テーマは絵の声が聞こえるひと(ネコ)のこと。
絵の声を聞くことのできるひとは、絵の中に入ることができて、絵の中に入っているあいだは齢をとらない。
うん、なんかいいですねえ、一読して気に入った、このマンガ。
雑誌連載してたらしいけど、予備知識なしで読んで単行本、一気に読むって私のやりかた、いいものに出会うととてもうれしい。