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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

チョコレートで、落ッこち納め?

2012-12-26 20:00:05 | 馬が好き
先週木曜日は、美浦乗馬苑に通うみなさんのための大会だった。

十数人の参加者、3競技だったけど、それなりに意義があったと思う。
(私も出たかったんだけどねぇ、スケジュールが合わず。)

さて、私は(どういうわけか)今日は休みなので、乗馬である。
学校も休みなので、少年団と一緒である。
きっちり8時半に行ったら、もうみんなセッセと作業中である。
ネワラ(現在諸般の事情から、正確にはワラぢゃなくてバッカン)あげるべき馬房が売切れ状態。
作業さぼるのもよくないので、ネワラおわったとこから順に入ってって、ウォーターカップを掃除した。
水冷てー。ま、札幌では、この時期、金属製のカイバ桶を拭いてくそばからスーッと水気が凍っていくんだけど、それに比べたら大したことない。
でも、予想されたことだけど、終わるころには手の感覚がなくなっちゃうくらい冷たくなってしまった。

さて、きょう乗るのは、チョコレート。(たまたま目ぇつぶった写真になっちゃった。それはそれでカワイイかもしれない。)
ちょっと肢の具合がよろしくないので、軽い運動=速歩までということで。
さっそく馬装したら、大きく二手に分かれた少年団の、障害飛んだりしないチームのほうについていく。
それにしても、風が強い。
気温そのものは、7時前くらいの冷え込んだ感じに比べたら、それほどでもないんだけど、なんせ体感としては風のぶんだけ冷えるんで、ウインドブレーカーを着てく。
(でも、暑く・熱くなったら脱ぐつもりで、プロテクターの上に着てったんだけど。)

しかし、繰り返すけど、風が強い。やだなあ、予期せぬアクシデント(馬が驚くこと)とかありそうだ。
馬場に入ったら、常歩で、ウケろぉ、ウケたら伸ばしてあげるぅ、を何度もやる。
常歩はいいんだよ、常歩は。これが速歩でできるかなあ、チョコレートに乗ってて。
縦一列の3番目につけて、いざ速歩開始。
風が強いのもあるけど、きのう全馬一斉に休んでることのほうが気になるよね。
やっぱ元気、元気。駈歩になりそうになるんで、「こらぁ、おまえは速歩までって言われてんだよ、走ったらあかん」とか言いながら、なだめる。
速歩はじめて、まだ1周目だったか、厩舎を横手に見る方向に隅角を曲がったすぐあとだった。

また駆け出しそうな感じ、あれ?なんか見た?左に逃げてきそう?、あ、ハネた、パッツン。
手綱いいかげんに持ってたこともあり、まったくの不意をつかれて、体勢が前に崩れた。
グランと馬の背が揺れたときに、あ、こりゃダメだ、落ちるわ、と思った。
こういうとき、私はあきらめが早い。
前に投げ出されて、みごとに一回転して、落ちた。
ズダンと背中のいちばん広い部分で地面をたたいた。
柔道ならキレイな「一本」である。プロレスならボディースラムで、バウーンと投げられたほうがマットに跳ねるくらいの、鮮やかな決まりようだ。
危ね、踏まれないようにしなきゃ。でも、手綱放しちゃいかんな。落ちたときって、意外と冷静だったりする。
不思議なことに、両手でまだ手綱を持ってた。逃げねーでくれよ、と思いつつ、ぐっと抑える。馬は止まった。
あー、よかった。それにしても、俺って、やっぱ落ち方うまいな、とノーダメージなのを確かめながら起きようとする。
やっぱプロテクターが効いてるよな、生身だったら、さすがに息が詰まるとこだろと思う。硬い地面だったらどうかしらないけど、この馬場になら背中から叩きつけられても、まあ大丈夫でしょう。
手綱放さないで引っ張っちゃって、ハミ強く当たって、馬の口にケガとかさせなかったかな、とかヘンなことを考えるもんだ、落ちた直後って。
そしたら、私の後方にいたと思われる馬が、2頭、ひとを乗せないまま走りすぎていく。
ヤバ、二次災害か、と警戒したけど、チョコレートは落ち着いてそこに佇んだまま。
もしかして、俺が震源地!?大迷惑かけた?
詳しい事情はわかんないけど、そんなこと訊くわけにもいかないんで、とにかく砂を払ってサッサと再騎乗した。

そのあとも、しばらくウルサくて、おんなじような動きを2度くらいされたけど、さすがに今度は身構えてんで、簡単には落ちない。
気づくと、そういうとき、後ろの馬が走りたそうにしてるのが見えたんで、もしかしたら後ろの動きにチョコレートが驚いたのかもしれない、とも思ったが、いずれにせよ落馬の言い訳にはならない。

そのあと少年団は、あしたの乗馬大会のために、順番にジムカーナ経路の練習をしたけど、私とチョコレートは参加せず。
ったく、軽運動のみって指令がなかったら、走らせてやるんだけどな、とは、ちょっとだけ思った。
(思うだけでやらないってのは、同時に、ちょっとだけ怖いしと思ってるから。)

落とされた日であっても、トータルとしては、よく言うことをきいてくれたので、手入れのあとにはリンゴやる。
(ブヒブヒ鼻を鳴らすんだ、こいつが、また。)
以前から、「ハネられたくらいぢゃ、落ちねーよ」とか豪語してたのに、情けない。
こらえようと思ったら、耐えられたんぢゃねーのかなとも思う。
あーゆーとこで、簡単にあきらめちゃうとこから、人間はダメになってくんだな、と帰ってきてから思った。

チョコレートを馬房に帰したあとは、ミニチュアポニーのジョニーをつかまえて回す。
練習内容はどーでもいーけどさ。

ジョニー、馬着の下のマジックテープが、締まらないよ!? 太りすぎぢゃね!?

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