ビル・クロウ 村上春樹訳 平成11年 新潮文庫版
副題は「あるジャズ・ミュージシャンの回想」
こないだ読んだ「ジャズ・アネクドーツ」と同じく、ジャズ・ベーシストのビル・クロウの語るジャズ界の話。
ビル・クロウは最初っからベースを弾いてたわけぢゃなく、ホーン奏者だったらしいけど、初めて楽器を持った子どものころから、軍隊時代のこととか、自伝的に書いてある。
原題は「FROM BIRDLAND TO BROADWAY」で、バードランドは、ニューヨークのナイトクラブで、夜な夜なジャズバンドが演奏していた店の名前。
バードは、チャーリー・パーカーのニックネーム。
1949年にその店がオープンしたとき、著者はニューヨークに出てきたばかりの22歳だったけど、そこでいろんなミュージシャンを目の当たりにして、やがて自分も仲間入りしていく。
とても偉大で有名なミュージシャンたちの逸話がいっぱいなんだけど、正直言って、「スイングした」とか「いいソロをとった」みたいな文が指している、素晴らしい演奏を聴いたときの興奮が、ジャズを知らない私には実感として伝わってこないというか理解できないのが残念。
副題は「あるジャズ・ミュージシャンの回想」
こないだ読んだ「ジャズ・アネクドーツ」と同じく、ジャズ・ベーシストのビル・クロウの語るジャズ界の話。
ビル・クロウは最初っからベースを弾いてたわけぢゃなく、ホーン奏者だったらしいけど、初めて楽器を持った子どものころから、軍隊時代のこととか、自伝的に書いてある。
原題は「FROM BIRDLAND TO BROADWAY」で、バードランドは、ニューヨークのナイトクラブで、夜な夜なジャズバンドが演奏していた店の名前。
バードは、チャーリー・パーカーのニックネーム。
1949年にその店がオープンしたとき、著者はニューヨークに出てきたばかりの22歳だったけど、そこでいろんなミュージシャンを目の当たりにして、やがて自分も仲間入りしていく。
とても偉大で有名なミュージシャンたちの逸話がいっぱいなんだけど、正直言って、「スイングした」とか「いいソロをとった」みたいな文が指している、素晴らしい演奏を聴いたときの興奮が、ジャズを知らない私には実感として伝わってこないというか理解できないのが残念。