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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

ヘタにしか乗れないが、とりあえず乗る

2013-04-15 18:36:40 | 馬が好き
新学期(?)一週間ぶり二度目、乗馬に行く。

きょう乗るのは、リニモスター、10歳のサラブレッド。
きょうも2鞍目なので、馬場に行ったら、先に乗ってるひとの様子をずっと見てる。最後、クロス障害飛んでたけど、オレぁ障害飛べねぇな、と思う。
さて、乗り代わって、アブミなおしたら、スタート。
私の馬上体操なんて、足を前後にブランブランすることくらい(本人は股関節の緊張をとっているつもり)しか、しない。馬はすでに動いてるので、あったまってるだろうから、さっさと運動しますか。

あれ?つめて速歩発進しようとしたら、止まっちゃったよ。
さらにドンと脚つかっても、いやだいやだって。
事前に聞いたとおりだ、この馬はクロス障害や部班で活躍するけど、たまに停まったり後退したりして部班を困らせるって。
たしかに困ったなあ。動いたかと思うと、回転したり、なんかしようとしたら、あやしくなる。
手綱すこしラクにして、しばらく軽速歩でグルグルする。
蹄跡を進んでると、ちょっと伸ばそうとしても反応いいし、まあそれなりに詰められる感じもする。
でも、なんか巻き乗りがうまくいかない。
内側の脚で圧してみるけど、外側で受けられる感覚がない。
これぢゃいかんなと思ったままなんだが、それでも、まっすぐのときなら多少受けとめられる気もしてきたし、駈歩にしてみるか。

って思ったら、駈歩が出せない。輪乗りで詰めてぇ、とか準備してると、前に出なくなっちゃう、止まっちゃう。
おーい、速歩からやり直しだな、ってことで詰めた速歩をめざすんだが、また苦闘する。
一度止まっちゃうと、いうこときかないんだが、あせりながらも私は「いる、いるよ、こういう馬」って思って、まだ余裕あった。誰のことって思い出せたわけぢゃないけど、こういう場面はよくあった気がする。
ムチ持ってないんで、手綱の余ったとこ、一度振り回してペチッてやったら、やっぱハネた。そーだよな、ヤダよな、とは思いながら、そんなのきっかけにして動かしたりする。
どうにかまた動いてきたんで、なんとか駈歩を出す。その後も何度か繰り返したけど、輪乗りのなかでというより、真っ直ぐ向いてのほうがラクに出る気がした。
すこし駈歩をつづける。前に出せばそれなりに出る。でも、回転のとこ、巻き乗りしようとするとこで、ギアが切れそうになる。私の手に何か問題があるんだろう。
手といえば、先週薬指の第一関節のとこが、手綱で擦れて皮むけちゃったんだけど、誰にきいても「なんで、そんなとこ?」って言われる、私だってヘンだとは思ってる。
しかたないんで、今日も素手で乗って、自分の手が何してるか意識してみる。結論を簡単にいうと、小指が締まってない、手綱は薬指に引っ掛かってるだけで、指先のほうへずれてる。参ったね、こりゃ、と思い出したように、ときどき手綱を持ち直す。
それにしても、先週同様、アブミが踏めないねー。
アブミが踏めないって表現がいいのか、座れないって表現がいいのか知らないけど、こんなんぢゃこれ以上馬をコントロールするのはムリだあな。
まだ馬との関係がよくなったとはいえないけど、人間もたいがい疲れてきたこともあり、妥協して休憩。

しばらくして、手綱持ち直してリスタート。ほら、また前に出るのいやがるよ。
止まろうとしてるとこを、出ろって押したとき、馬のカラダが蹄跡に対して30度か45度か斜めって内に入って止まっちゃって、「あ、これ、蹴るな」と思ったら、一瞬の後、案の定、ドン!って右後肢で壁を蹴った。
しょーがないんで、皿落とす音させちゃった飲食店の店員みたいに「失礼しましたぁ」って言ったんだけど。
これまでも何回も壁蹴ってきたから、これは蹴るなってのは何となくわかるんだけど、まさか「蹴りまーす」とも言えないし。
だからって、わかっても蹴るの防ぐこともできないんだから、困ったもんだ。
(しょうがないから、そのあとは壁に近づかないようにだけはしたが。)
そこで、見てた親切なひとから「ムチ、要る?」って訊かれたんだけど、ことわる。
こうなったら、ぜーったい使ってやんない。ムチ持たない、例によって拍車なんかもつけてない、手綱とおしての馬との関係性(そんなものが私につくれればの話だが)だけで今日は乗ってやんだ。
手綱ラクにして歩かす。手綱をプランというかフワッとさせて、ドンって脚つかう。それでビクッとしたか、前に出たかしたとこを、そっとつかまえる、コンタクトをとって動かしてく。そんなこと繰り返す。
なんか気のせいかもしれないが、だんだんつかまえるポイントが分かってきたような気もする。
最後、ちょっと、正反撞で、速歩の詰め伸ばしをして、おしまい。でも、巻き乗り・輪乗りは、とうとう思ったようにはできなかった。
障害飛ぶなんて、とんでもない。んー、部班初級班とおんなじレベルだってことだなあと思う。

しかし、今日ヘタ乗ったけど、やってみて、自分の目指してるとこが、なんか分かってきた気もする。
馬怒らせたり、逃げないように脚で挟んだりして、障害向かってったりするのは、やっぱ私のすることぢゃないなと。
ムチなし、拍車なし、できたらジーンズとスニーカーのままで(←去年北海道でやった)、馬を手の中につかまえて、ある程度前に出せることが保てたら、それでいいんぢゃないかと思った。
コメント
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