諸星大二郎 昭和59年 朝日ソノラマ・デュオセレクション
きのうのつづき、「総特集諸星大二郎」でシナリオが公開されてた「ロトパゴイの難船」を含んでます。
収録作は、それと単行本タイトルにもなってる「砂の巨人」の二つだけなんだけど。
ふたつとも、2008年に出た「巨人譚」にも入ってます。
っていうか私は、それまでこの単行本の存在を知らなくて、「巨人譚」で読んだあとから、古本屋で探して買いました。
つまり、読みたいとかいうより、ただのコレクションですね。
ちなみに、「砂の巨人」は自選短編集である「彼方より」にも入ってて、その文庫版で読んだのが、私にとっては最初でした。
(短編集に入れた理由が、オリジナルの新書版も、その後入れた中公愛蔵版「マッドメン」も、絶版になってるから…)
「ロトパゴイの難船」は、数千年前(トロイ戦争のころ?)のギリシャとかその周辺が舞台。
「砂の巨人」は、同じく数千年前のサハラ砂漠の真ん中のタッシリ・ナジェールが舞台。
文庫版「彼方より」のあとがきによれば、
>一本の探検を軸に、『巨人伝説シリーズ』とでもいうものを構想したのだが、力不足のために二、三作しか描けなかった。
というものらしい。
ストーリーつくんの大変だし、アシスタント使わないしで、週刊連載とかしない著者だけど、ファンとしては気長に、いつ続編が出るともわからないまま、次作を待つのも、また一興なんである、としか言いようがない。
きのうのつづき、「総特集諸星大二郎」でシナリオが公開されてた「ロトパゴイの難船」を含んでます。
収録作は、それと単行本タイトルにもなってる「砂の巨人」の二つだけなんだけど。
ふたつとも、2008年に出た「巨人譚」にも入ってます。
っていうか私は、それまでこの単行本の存在を知らなくて、「巨人譚」で読んだあとから、古本屋で探して買いました。
つまり、読みたいとかいうより、ただのコレクションですね。
ちなみに、「砂の巨人」は自選短編集である「彼方より」にも入ってて、その文庫版で読んだのが、私にとっては最初でした。
(短編集に入れた理由が、オリジナルの新書版も、その後入れた中公愛蔵版「マッドメン」も、絶版になってるから…)
「ロトパゴイの難船」は、数千年前(トロイ戦争のころ?)のギリシャとかその周辺が舞台。
「砂の巨人」は、同じく数千年前のサハラ砂漠の真ん中のタッシリ・ナジェールが舞台。
文庫版「彼方より」のあとがきによれば、
>一本の探検を軸に、『巨人伝説シリーズ』とでもいうものを構想したのだが、力不足のために二、三作しか描けなかった。
というものらしい。
ストーリーつくんの大変だし、アシスタント使わないしで、週刊連載とかしない著者だけど、ファンとしては気長に、いつ続編が出るともわからないまま、次作を待つのも、また一興なんである、としか言いようがない。
