発表会

金曜祝日ピアノ発表会。
kanaのピアノ教室発表会。
前の教室から移動してから初めての発表会なので、どんな感じか楽しみ。
おじいちゃん、おばあちゃんもかけつけての応援団。

本番の前にリハーサルをするのだという。
リハーサルが始まる前に図書室で読書。


会場はこじんまりとしていながら、観客席がぐるりとステージを囲む形。


リハーサル中、機材の準備。ママはビデオカメラ担当。


私はもちろんカメラ。過去の経験から、ステージ上はとても明るいので、望遠レンズでも光量は十分足りる。ピアノの黒色に光のバランスを合わせてしまうと白っぽいドレスが真っ白に飛んでしまうため、そこは注意が必要。マニュアルモードで細かく調整する。


kanaは今回、ソロ、アンサンブル、連弾の３回登場。
ソロでは、間違いながらも戸惑うことなく落ち着いていた。一音一音、完全に暗譜しているため、勢いで弾いてつまずくと分からなくなってしまう私とは違う。


アンサンブルでは、リコーダーを担当。音楽に合わせながら体を揺らすところは芸能プロダクション所属か？と思わせるノリの良さ。視線を下に向けず、正面をじっと見据える度胸はたいしたもの。これまた私とは違う。

連弾。これは心配していたのだが、お友だちとの難しいリズム合わせは何とか間に合ったようだ。

kanaは技術的にはたいしたことはないのだが、一つ一つが丁寧。良くも悪くも性格が出ている。
発表会後におばあちゃんが買ってきた花束を持って記念撮影をしようとしたが、ご機嫌斜めでムスッとしていた。全然、絵にならない。
先生の細かい気配りが発表会の進行や、生徒さん達の演奏に良く表れていてとても素晴らしい発表会だった。
感動した私は帰りの車の中でひたすらChopinを聴く。

帰宅後も楽譜を引っ張り出し、kanaの部屋で電子ピアノを借りて練習。もう動かなくなってしまった指で懐かしい曲を何曲か弾く。ひたすら２時間。
もうピアノの練習に十分な時間を割けない人生なので、せめて１曲だけでも弾けるように（復活させる）したいが、さて、どれも捨てがたいので何を選んだら良いか悩んでしまう。


私が弾いている間、kanaは後ろで、チャレンジでひたすらお勉強。漢字と算数をしていた。
寝る前に、「発表会で（kanaと）一度は連弾したかったなぁ」と言ってみた。すぐに「イヤだ」と言われるかと思っていたが、全然否定されなかった。ＯＫなのか？いや、良いわけないな。

kanaに託すもの

夕飯前にきまぐれに楽譜を開いてみた。20年以上前のものなので、しっかり黄ばんでいる。


本当は「別れの曲」を弾きたいのだが、もう指が動かない。練習もしたいが、今の生活では無理かな。


仕方がないので、適当にごまかせる「雨だれ」を弾いてみる。


あと一小節でしっとり終わるところだったのに、mamaから「ご飯よ！」。

papaのかなわなかった夢＝華麗なCHOPINはkanaに託すぞ。

ベーッ！

インラインの練習は夕方なので、午前中はピアノの練習。
「なかなか練習をしてくれない」とお母さんが嘆いているので、そこで私の登場。
kanaくらいのレベルならば、初見で、否、１回練習すれば大丈夫。お手本を示したり、kanaと一緒に右手と左手を分担して弾いてみたり。

いつもならば、ぶつぶつ文句を言って30分も持たないという練習も、あっという間に50分が経過。
立ったまま、しかも体をくねらせて弾く私の体力にも限界があるため、ここで終了。

別室で聞いていたお母さんが、「うまくなったね！」と驚いてやってきた。しかし、kanaは「ベーッ！」と。この二人、ピアノの練習に関しては仲が悪いようだ。

発表会本番

発表会当日なのにのんびりＤＳをやるkana。「練習しなくていいのかい？」と聞くと、「もうしたよ！」と。
本番前にそんなことでいいのかと思っていたら、お母さんに促されて練習を始めた。といっても２回弾いただけ。しかも、かなり雑に。私はkanaの演奏を数週間ぶりに聞いたのだが、正直、「長い間練習してきてこんな演奏しかできないのか！？」とがっかり。

午後からの発表会に向け、お昼前に家を出発し、くら寿司に立ち寄る。
おじいちゃんとおばあちゃんもいるため、びっくらポンをたくさん回せた。１回目からいきなり当たったが、あとはハズレ。

会場につき、開場したところで私だけみんなと離れてカメラポジションをキープ。300mmの望遠レンズで撮るため、狭い会場では比較的後ろの方。
kanaは５番目なので、それまでに試写して設定を確認。
ステージ上はスポットライトが当たっていて意外に明るい。ただ、明るいドレスと真っ黒なピアノは明るさが対照的なため注意が必要。私の低い技術を駆使してなんとか撮影。
結局、三脚は使用せず。

kanaが弾き始める。家では意味ないくらい速く弾こうとしてひどい演奏だったのが、本番ではとても落ち着いている。じっくり聴かせるフレーズも慌てることなく、たっぷり間をとって素晴らしい。ミスタッチもほとんどなく、演奏終了。
毎年、本番に強い姿を見せてくれていたのだが、まさかこれほど上手に弾いてくれるとは想像もつかなかった。
内心、ピアノは「やる気がないなら止めてしまえ」と思っていたが、「是非とも続けなさい」という気持ちになった。


発表会が終わってからお母さんと私がたっぷり誉めたので、kanaも上機嫌。
kanaは「コンクールに出られるかな～？」と期待していたが、それはちょっとどうかな。

３０分練習

家出の原因は、インラインの練習に行くまでの約２時間のスケジュール管理で、ピアノの練習時間を３０分にしたい私と、１５分を主張するkanaと意見が合わなかったため。

結局、練習時間は３０分を確保。昨日は全く弾いていないし。
一人で練習するか、私が付き添うか聞いたら、私が教えることに。
前回聞いた時（２週間くらい前）よりも格段に上達していたが、弾き方が乱暴だったため注意点を教えながら繰り返し練習。
３０分の練習を終えたところでインラインモードに切り替え。

二人で練習

発表会に向けて私と練習。
苦手な部分を集中的に練習。
いつもなら１５分くらいで飽きてしまうようだが、一時間みっちり。

カーニバルの舞踏会

kanaのピアノ発表会の曲。


昨年までの選曲は実力以上の比較的難しい曲でチャレンジしていたと思っていたが、今年は簡単というか…、短い。日頃の練習不足のために、先生に見限れられたか。

kanaにピアノをいつまでも続けられるか聞いたところ、「今度の発表会でコンクールに出られなかったら考えてる」と、引退間近のスポーツ選手のようなことを言っていた。

私の希望でインラインよりもずっと早くに習わせ始めたピアノ。kanaの口から諦めてしまうような言葉を聞いたのはとても悲しい。

発表順

昨日の続き。
発表会会場に入り、ホール前方やや左を確保。

毎年悩むカメラの設定。普段はスポーツシーンばかりなので、こういう場所は苦手。

kanaは、おととしは学年の小さい順で１番目。昨年は３番目だったのに、１番目と２番目の二人が遅刻と忘れ物でkanaが繰り上がって１番最初に。
２年生になった今年は、５番目以降になってもおかしくない年令だったが、今年から発表が「あいうえお順」になり、我が家の名前があ行のため、結果、２番目。変わらないじゃん。
少しは他の子で試し撮りをしたかったが、今年も十分な準備をする間もなく本番撮影。
kanaの発表までになんとか設定を終え、撮影場所が前過ぎたので、後ろへ移動。

kana登場でバチバチ撮りまくる。演奏中はちょっと控え目にパチリ。隣にはプロのカメラマン。親がこんなに撮っていたら、カメラマンの撮った高価な写真は買うわけがないのに仕事だから撮っていた。

演奏は、本番に強いkanaらしくない間違いがいくつかあって、ちょっと残念。今年はコンクールは無理だな。
あれだけ間違えたら、以前なら泣いて戻ってくるkanaだったが、ケロリとしていた。

写真は、単焦点をつけているが、実際は望遠ズームで撮影。

残念じゃない

審査結果が発表された。残念ながら予想通り、何も賞はもらえなかった。
kanaはてっきりがっかりしていると思いきや、「上手になれたから残念じゃない」と。そして、「次は賞を取りたい」と前向きな発言をしたそうな。
これを聞いてほっとした。

そして、私の頭の中はスキーモード。
写真は、３年前のkana４才。最初のこの年だけはおもちゃのスキーだったのよね。

終わってひと安心

コンクール出場が決まってからの３ヶ月間、それまでのピアノに対する姿勢がまるで変わったkana。本当に良い経験になった。
他の生徒さんのレベルはまちまちで、上手な子の演奏には本当に驚いた。kanaのレベルでは足元にも及ばない。
結果発表は今日で、本選進出者、敢闘賞、奨励賞の発表があるが、本選進出はあり得ないとして、どちらかの賞がもらえれば今後の励みになると思う。それも厳しいと思うが、今日の午後からネットで確認できるみたいなので、仕事中にちょこちょこチェックしてしまいそう。

悲喜こもごもの一日が終わり、緊張から解放されたkanaはにこやか。解放されたのはお母さんと私も同じかな。
来週からは連チャンでスキーだ。茶々丸、おじいちゃんとおばあちゃんと留守番よろしく。

朝練

たっぷり指ならし。

プレ発表会

明日のコンクール(予選)に向け、朝から一日中(休憩たっぷり)練習していたkana。さすがに今日はインライン練習はなし。(私は朝練に行ったが…)
夕食後、おじいちゃんとおばあちゃんを前に本番さながらのプレ発表会を行う。(ムービー)

その後、落ち着かないkanaは、「何か足りないような気がする」と自分の演奏に納得がいかないようで、周囲の静止を振り切って2000過ぎても練習を続けた。先生は私でマンツーマン。相当緊張している様子。
もう前日となると、教えるポイントは限られてくる。１局目は簡単な曲でほぼ完璧なので、難しい２曲目に集中。細かなところは無視。最初の出だしで元気良くインパクトを与え、最後は静かに締める。これだけ。
練習を終えると、私に抱きついて泣きそうな顔つき。「早くコンクール終わらないかな…」と。

練習を終えて一緒にお風呂に入り、寝る前にお母さんと私で落ち着かないkanaを励まし、夢の中へ。

自分が１年生の時にこんなに緊張したことがあっただろうか？(忘れてしまっただけかな？)
２年生から始めたピアノで初めて発表会に出た時、先生と親が「まだ緊張しない年頃。これからなのよね」と会話していた記憶がある。確かに、その後はガッチガチになっていた。
間違いなくkanaは私より早い経験を積んでいる。

kanaの出場が決まった時は大丈夫か？と私は思っていたが、大人ではあり得ないもの凄い勢いで上達した。それでもやっとスタートラインに立ったレベルで本選に進めるとは思っていないが、本番に強いkanaがどこまでやってくれるか？
私も緊張している。

追い込み

kanaにとって今、一番大切なのはピアノの練習。ピアノコンクールまであと一週間あまりとなった。しかし、完成度がいまいち。
今日の講師はお母さんではなく、私。徹底的に片手の反復練習で苦手部分をクリアできるようにする。
今日までの点数を自己評価させると、７３点と不思議な評価だが、私もそう思う。

papa：１００点から７３点を引くと何点？
kana：３７点！
papa：おしい！

色々説明して２７点であることを教え、残りの一週間でこの２７点分を克服できるように練習をがんばりましょうと言って今日は終了。

父の力２

昨日のこと。
夕方、kanaのコンクールに向けたピアノの練習。お母さんが風邪で寝込んでいるので私が面倒をみる。
インラインではダメな私も、ピアノに関してはまだまだkanaの指導はできる。
表現の仕方や指の特性を説明しながら、苦手な部分を繰り返し練習させた。
予定の時間を過ぎても文句一つ言わずに熱心に練習していた。kanaも満足してくれた様子。久しぶりに父の威厳が保てたか？

特訓

年明けのピアノコンクールに向けてkanaの練習は続く。毎日、１時間は練習しているらしい。
私が幼かった頃は何かに拘束されることもなく、自由に遊びほうけていた気がするが、kanaはゆったりしたスケジュールを組んで効率的に動いている。
インラインの大会に向けての練習もあるし、毎日充実しているな～。