旅の恥はかきすてです

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そんな旅行を書いていきます。

2023年2月25日 尾道

2023-03-08 | 国内旅行
 

尾道はたぶん3回目の訪問だと思います。映画の町、尾道。映画監督の大林宣彦氏の映画で尾道を知りました。こんなところがあるのかと思って訪れました。もう20年前かも。たぶん駅前はきれいになったけど、坂の上のほうはあまり変わってないと思う。2回目はしまなみ海道をサイクリングしたかったので、尾道の坂道も観光したっかたけど時間がなくて訪れません。でもサイクリングは曇天で、いまいちだった記憶がある。
 朝はホテルで朝食です。グリーンヒルホテルでは、尾道水道が見れるレストランで朝食が取れるというので、朝食込で予約しました。バイキングで和洋食がそろってます。まあまあでした。窓側の席があいたので、窓側で尾道水道を見ながら朝食をいただきました。いつものようにバイキングだとあれもこれもという感じで、取りすぎて食べ過ぎてしまう。おなかパンパンです。
 この後はホテルに荷物を預けて散策へ。朝食を食べながら窓から外を見て、このホテルの隣に向島行きの渡し船の葉発着所があることを認識。乗り場には中学生と思われる男の子と女の子たちが並んでおり、直ぐきそうでした。渡し船に乗ってみたいと思っていた私、時間もあったので、最初に向島に渡ってみようと私も並ぶことにしました。渡し船は、結構頻繫に往来しているようです。
 渡し船の料金は100円。乗ってから徴収に来ます。これって、インドとかネパールとかであった、バスに乗ると少年が徴収にくる制度。ネパールでは、混んでる車内でも払ってない人をちゃんと見分けてくるからすごいなあと思った。視野が広くて、頭が良くないと務まらないですね。そういやぁ、タイでも水上バスがこの制度でした。ここでは混んでなかったし、徴収係がおじさんだった。
 降りると自転車に乗ってる観光客らしき人が多く出てきました。しまなみ海道をサイクリングする人が多いようです。私は渡し船で島に降り立った気分を満喫して、少し向島を歩いてみました。近くに神社があって、そこをのぞいたぐらい。

 この後は尾道を散策。尾道は坂の町です。夏の暑いときに来て、坂を上るのにきつくて汗だらだになった思い出がある。今回はもう年なので、ロープウエイで一番上の千光寺に行こうと思ってたけど、乗り場がすぐにはわからなくて結局登っていきました。相変わらずの方向音痴で道に迷うのですが、迷った所の坂道や家々の風景がまたよくて、この日は午前中は晴天にも恵まれ、上から見下ろす尾道水道の風景はきれいで、ほんと素晴らしかった!
 やっとこさ頂上について、最初は尾道市民美術館に行きました。安藤忠雄氏の設計で、すごく行きたかった美術館です。今回は松山の雲の上ミュージアムに続き、これも安藤建築です。尾道市民美術館の設計が安藤忠雄というのもありますが、私はTwitterで尾道市民美術館をフォローしていて、美術館に入りたいネコちゃんとやさしく防ごうとする警備員さんのほのぼのとした攻防の様子が流れてきて、行ってみたかったという事もあります。やっぱりTwitterの威力ってすごい。大塚国際美術館もTwitterで流れてきて、行きたくなって去年の今頃に訪れています。ネコちゃんと警備員さんにお会いすることはできませんでしたが、ミュージアムショップでは警備員さんとネコちゃんの絵ハガキも売ってました。スターでも何でもない警備員のおじさんと美術館に来るネコの絵ハガキなんですごい。思わす買おうかと思ってしまった。
 ちなみに、2022年の10月に大阪に行きましたが、その時は兵庫県立美術館というやっぱり安藤忠雄設計の素晴らしい美術館にも行きました。尾道市民美術館も、コンクリート打ちっぱなしのザ・安藤忠雄!!という美術館ですが、兵庫県立美術館に比べると小規模な美術館です。
 美術館えは尾道を描いた一般公募の絵画を展示してあり、皆さんすばらしい作品ばかりで驚きました。皆さん、プロなんでしょうか。一等賞の作品も、優秀で表彰された作品群もいいですが、その他の絵画も全てレベルが高いのです。一般公募でなく、プロ作品の公募なのでしょうか?館内には、有名デザイナーの多くの椅子も展示されていました。

 その後は千光寺に。尾道市民美術館の近くにあります。千光寺は面白いお寺です。お寺の敷地ではありませんが叩くとポンポンという大きな岩、ポンポン岩というものがあったり、鎖で上に上がれる大きな岩があったり、見下ろせば尾道水道や橋の風景が広がっていて、テンションがあがるお寺でした。鎖で上がる岩は、直角の斜面に足が通せる大きさの鎖がぶら下がっていて、そこを登るという、大変スリルがあるアトラクションといった類です。若い女性がチャレンジしていましたが、若くないとできないです。
 その後は展望台のようなところにいって、瀬戸内海といえばレモンとミカンのソフトクリームを売っていたので、レモンのソフトクリームを食べました。ミカンはオレンジだけど、レモンは白なので、ミルクと区分けが付かなくて出てきたとき「!?」となりました。レモンとミルクのミックスもあるけど、白白でどっちがレモンかわからないミックスソフトクリーム。

 この後、まだ12時ぐらいで朝たくさん食べなのでお腹空いていなかったけど、千光寺近くにかわいいレストランがあるのを見ていたので、ちょっとのぞいたらお店の人に見つかったこともあって入る事に。眼下の景色がキレイに見えるお庭があり、内装は古民家をリノベーションした、フランスの田舎にあるようなかわいらしいレストランでした。もっと混んでいるかと思いましたが、それほどでもなくすんなり入店。
 Le Jardin Charmeという名前のレストランです。ランチは前菜が野菜のポトフで、メインはガレットやキッシュなどから選べます。コーヒー,紅茶などのドリンク付きで1900円でした。デザートも付けることができますが、それほどお腹空いてなかったので付けませんでした。私はガレットをチョイス。ポトフは優しい味がしました。ガレットも美味しかったです。雰囲気のよいレストランでした。
 時間がなくて旅程をあまり詳細に決めて居なくて、4年前のガイドに書いてあるコースで回ろうと思ってましたが、時間もある事だし、お寺コースがあるというのに気がつき、そっちの方も回ることにしました。尾道のお寺巡りは初めてです。
 尾道はお寺が多いのですね。現地ではじめて知りました。天寧寺と浄土寺,西国寺は巡りました。適当に回ったので覚えてないです。それ以外にも、看板や地図を見ながらふらふら。全部巡れていないので、次回来た時は全部巡ってみたいです。
 しかし、午前中はあんなに晴れていたのに午後はどんどん曇って行き、お寺巡りの最後では雨が降ってきました。折り畳みの傘は持ち歩いていましたが、あまりの天気のよさに荷物をホテルに預けるときに、少しでもかさばるものは持ち歩きしたくないのでおいてきてしまったのです。これって、結構ショック。このまま雨がひどくなったらどうしようか、と思いつつ、どうにかぽつぽつぐらいで終わりました。
 あと尾道で寄って見たかったのが尾道帆布のお店。旅番組で斉藤由貴さんが紹介してました。HPで探してましたが、尾道で帆布のお店を探すと2件あって、実物を見ないと買えないので見てみたいなと。TVで出てたのが「工房尾道帆布」で「尾道帆布鞄 彩工房」もある。この2件は商店街の中で近くにあって、どちらも中に工房があって作成過程を見せています。「工房尾道帆布」ではポーチだけ購入して、次の倉敷も帆布が有名なので見比べましたが、生地の質や造りの良さは「工房尾道帆布」のものが好みでした。HPから購入しようと思ってます。

 ホテルに戻って荷物を受け取り、電車で最後の宿泊地、倉敷へ。電車1本で行けます。1時間ぐらいだったかな?倉敷では倉敷国際ホテルに宿泊。すぐ隣が美観地区。美観地区では灯りの催し物をしていました。ライトを照らした日本傘が水路に沿って並んで、美観地区の日本家屋の窓には、プロジェクションマッピングが映っていました。ライトで飾られた美観地区は幻想的です。
 お腹が空いて、食べるところ探していましたが、美観地区はランチが主で、夜になるとなかなか空いているお店を見つける事ができなかった。(後から、1本それた道で探せばいい事に気が付いたけど)地元の人が集まるスナックのようなお店があって、軽食を提供していたので、うどんと焼売を食べました。尾道もそうだけど、あんまり旅行ぽい食べ物ではないけど、おなかは満たせた。
 

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