旅の恥はかきすてです

旅行が好きです。
いままで行った国は41、都市は160以上。
世界遺産は140以上!
そんな旅行を書いていきます。

5日目 グラナダ アルハンブラ・タパス・フラメンコ

2015-09-23 | 2015年09月 パリ・アンダルシア

今日は予約しているバスでグラナダに移動します。
10時発なので、朝はゆっくり。
私は直接パラドールのサイトでプロモーション料金で申し込みました。
朝食付きのプロモーションです。
パラドールは朝食がすごいんです!
朝からケーキとかも出て、すごいボリュームあり。
そして、お値段もそれなり。
普通のホテルの10ユーロ以下の料金とは別格!
いくらかはっきりしないけど。。。
また、朝食ルームも豪華絢爛です。



バイキング形式ですが、ハモン(ハム)やトルテーリャ(スペイン風オムレツ),何種類ものパン,フルーツなどが並べられています。
甘い系の物もある。でも朝から甘い系は食べれません。
もう、ここぞとばかりにとりまくる私。
大好きなハモンをいっぱい取ります。チーズも。
ヨーグルト、フルーツもおいしい!
こんな豪勢な朝食はこの前もこの先もないので、めいっぱい食べます!!


9時過ぎにチェックアウトして、タクシー呼んでもらってバスターミナルに移動。
らくちん。
思ったより安く、11ユーロでした。
グラナダ行きのバスは予約済み。
10半発のバスでグラナダへ。
だいたい1時間ぐらいかな?
11半頃グラナダに到着して、バスを乗り継いで旧市街へ向かいます。
バスターミナルから旧市街までは離れています。

行き方はネットでリサーチ済み。ここ。
  http://www.ab-road.net/europe/spain/granada/guide/traffic/09407.html
『バスターミナル前の停留所「Estacion Autobuses」から『SN2』に乗って「クルスデルスールCruz del Sur」で下車します。ここで始発のLACに乗り継いで、市内まで向かいます。』
この行き方で行きました。
LCAは循環バスみないたいなものらしく、カテドラルで停まるので、そこで降ります。

ホテルへの行き方も地図でリサーチ済み。
「Hotel Posada del Toro (ホテル ポサダ デル トロ)」という、カテドラル近くのホテルです。
このホテル、セビージャのホテルに比べたたら少し高めだけど、場所も部屋もとってもいいホテルでした。
朝食もついてた。
お勧めです。
ホテルは後で書こう。

チェックインして、次は今日のフラメンコの料金を払いに「日本語情報センター」へ。
この日本語情報センターって、名前からして公共の機関なのかと思ってた。
でも、ただのスペイン好きの人が始めた日本人を相手にした旅行会社みたいなこのみたい。
創始者(?)は日本に戻っており、今は2代目だそうです。
「地球の歩き方」にも載ってます。
30ユーロを払い、待ち合わせ場所を聞きました。

もう2時ぐらい。ごはんごはん。タパスタパス。
地球の歩き方に載ってた「ボデガス・カスタニェダ」というバルに行きました。
グラナダのバルは飲み物を頼むと、タパスが1品ついてくるという事を「TVでスペイン語」とかでやってました。
ムニュもあったみたいだけど、朝食べすぎてそれほどお腹すいてなかったので、タパスにしました。
2、3件バルを梯子すれば、飲み物を頼むだけでお結構お腹いっぱいになるみたい。
カウンターで、コーラを頼みました。
そしたら本当にタパスが出てきた。
リゾットが出てきました。
なかなかうまい。
そしてもう一品ソラマメとハムを炒めたようなものを頼みました。
別途タパスを頼むと、ちゃんとカウンターに紙のランチョンマットを敷いてくれて、その上にタパスを乗せてくれます。
これで5ユーロでした。安いですね。
セビージャで入ったバルはカウンターはなくて席に座ったけど、ここは座る席もあるけどカウンターもあり。
テーブルは店外に設けられていました。店内は案外狭いです。
カウンターとテーブルでは値段が違うんでしょうか?
ここのウエイターの男たちがかっこよかった!
顔がという事ではない。
その働きっぷりがかっこよかった。
誇りをもって働いている。


次は、グラナダのメインイベント、アルハンブラ宮殿に行きます。
入場予約はネットでしていました。16時半からナスル宮殿入場の予約をしています。
アルハンブラ宮殿に行くのに、バスが出ているとのこと。
このバルから離れていないところでバスが出ていたのに、アルハンブラを指す看板があったので、バスに乗らずに歩いて行きました。
上がり坂です。
3時前に着いたのかな?
ちょっときつかったけど、まあそれはそれでいいんだけど、ネットで予約した予約所をチケットと交換する必要があります。
チケットセンターに行く必要がありますが、場所がわからなかった。
アルハンブラ宮殿の敷地は広大で、出入りは自由だけど、アルカサルとかポタラ宮殿に入るのにチケットが必要なのです。
入るのにチケットが必要だと思ってた。
バスで行けば、ちゃんとチケットセンターの前で止まってくれたようです。
チケットセンターに行くのに、結構時間かかってしまいました。
そして着いたら、窓口に人はいるもののクローズしてる。
本日分のチケットは売り切れていた模様。
窓口で予約書を見せると「パスポート見せてください。」と。
ここで焦る。だって、パスポートホテルに置いてきた。
「そうだ、パスポートのコピーは持ってるかも。」とドキドキしながら、捜す。
ありました。入れてたんだ。
無事、チケットに交換。よかった~~~
もしコピーがなかったら、拒否されていたのでしょうか?それとも申し込んだときのクレジットカードがあればいいんだろうか。。。
いやいや、よかったよかった。



ナスル宮殿の予約時間までまだ時間があるのでアルカサバに入ります。
下を見降ろせます。
眺めがいいです。
カルロス5世宮殿にも入ります。
円形の建物です。



そして時間前になったのでナスル宮殿のほうへ。
入口らしきところで列ができてました。
ナスル宮殿を見るのは2回目です。
初めて見たときも、その装飾の素晴らしさに感動しました。
今回もまたまた感動しました。
本当にきれい!
壁一面に刻まれた細かいアラベスク模様。
この模様も部屋によって違います。
柱の先や天井にも細かい装飾があります。
壁には緑,茶色,水色などのタイルが装飾されているところもあり、アラベスク模様とのコントラストがきれい。
アルハンブラ宮殿は一日の入場者数が限られていて、ナスル宮殿が含まれているものと含まれていないチケットがあるあるようです。
もちろん、ナスル宮殿が含まれているほうが枚数が少ないと思う。
グラナダ来たらナスル宮殿をみなきゃだめです!
最初にも書いたと思うけど、これを見なきゃグラナダに来た意味の半分もなくなってしまうかと。
朝並べば入手できるような記載も見かけましたが、できれば早めに予約しておくことをお勧めします。
予約時にナスル宮殿に入場時間も選ぶんですが、入場したい時間がいっぱいになってる事があるかもしれません。

ナスル宮殿を出て、まだ見ていないヘネラリフェへ。
ここは噴水のでる庭園。
アルカサバとカルロス5世宮殿はナスル宮殿の近くにありますが、ここは離れています。
高台にあるので、そこからみるビューはきれいでした。
噴水がでていなかったので残念でした。
噴水が出ていないと、ここは普通なでしょうねェ。


日本語情報センターの人に、「アルハンブラ宮殿の観光時間はどのぐらいですか?」と質門したら「2~3時間ぐらい」との事でした。
まさかそんなにかからないだろうと思っていた私。
せいぜい2時間行くか行かないかぐらいだろうと。
でも、ナスル宮殿に時間を割いてしまい、アルハンブラに入ってから3時間前後経過してました。
あっという間に18時半超えてた。

グラナダの見どころと言えば、まだ王室礼拝堂とアルバイシンがある。
ここに来る前にカテドラルは見ていました。
「地球の歩き方」によるいとカテドラルは19時まで、王室礼拝堂は19時半まで。
だからカテドラルは見てた。
パリもそうだけど、9月下旬のこの頃はアンダルシアは19時だとまだ明るい。
バスでカテドラル近くに戻り、19時過ぎてたけど王室礼拝堂に間に合いました。
カテドラルは普通のヨーロッパの教会でした。
王室礼拝堂の廟はとても細かい細工がしていて、見ごたえあります。
廟の彫刻をじっくり見ました。

アルバイシンも行きたかった。
「TVでスペイン語」でアルバイシンの映像があったし。
でも、時間がなくてあきらめた。
21時からフラメンコなのです。
いったんホテルに帰り、お腹すくけどしょうがないから何も食べず、集合場所に行きました。
バスに乗り、「ロス・タントス」へ。
前にスペインを旅行した時、たしかセビージャとマドリッドでフラメンコを見た。
その時は疲れていたせいか、それほどいいとは思わなかった。



この「ロス・タントス」はよかった。
座席数が少ない、比較的小さなタブラオ。舞台も大きくない。
一見、こんなところで踊れるのかと思うほど。
ダンサーは前半後半で女性6人(5人かな?)と男性1人。
容姿はそれほどきれいというわけではなく(失礼),衣装もどちらかといえば安っぽい。
最後のトリを踊ったダンサーはもう中年女性だ。
歌い手は前半が男性,後半が女性だった。
歌い手は男性ばかりと思っていた私。
女性の歌い手もいるんだ、と。
男性の歌もよかったし、女性も引けをとっていなかった・
踊りは情熱的で泥臭い感じがした。
なにかに取りつかれているような踊りだった。
男性のフラメンコはあまり見ないけど、最初大げさなポーズから始まってびっくりした。(写真)
でも、その踊りは男性らしい迫力があった。
最後のトリの女性は、初めはスローでカスタネットを使っていた。
もう若い踊りはできないのかと思ってみたけど、その経験を重ねた踊りはよかった。
この女性の踊りはすごい、と。
この泥臭い,情熱的なフラメンコが今まで見た中で一番よかった。

このツアー(?)は、アルハンブラの夜景ツアーも付いているんだけど、アルバイシンに行ってくれるかなと淡い期待があったけど、途中で降りて夜景を見ただけ。
ライトアップされたアルハンブラ宮殿が見れたけど、大した事ありません。


戻ってきたら、23時超えてました。
夕飯食べてないけど、レストランは23時ぐらいまでしかやってないようです。
お昼に行った「ボデガス・カスタニェダ」再び。
ここは深夜1時までやってるようです。
今度はサングリアを頼む。
サングリアならアルコール度数低いだろうと思ってたけど、飲んだらかなり強かった。
こりゃやばいと思ったので、残念だけど3分の1ぐらい残しました。
ワインにフルーツを漬けたもので、日本で瓶を買うとアルコール度低めなんですが、本場はこうなんでしょうかねェ。
アルコール強かったらなあ。おいしいワインもサングリアもおかわりできるのに。。。
タパスは、パンにハモンを乗せたものが出てきました。
またこのハモン、おいしかった!
トロットロでした。
あとは、「ボケロネス(Boquerones)」お酢づけのイワシです。
これもパンに乗ってました。
これもバカウマ!
サンドイッチ的なもの3個だったので、この時点でお腹膨れて満足しました。
またまた5ユーロ!

ところで、バルのカウンターのに初老のご夫婦らしき方がいて、声かけられました。
「TVでスペイン語」で覚えているのは
「ケ・リコ(おしいい)」「ペルドン ラ・クェンタ(すみませんが、お勘定お願いします)」「クゥアント・クエスタ(いくらですか?)」
こんなことぐらい。
「これがおいしいよ。」と教えてくれたみたいですが、残念ながらわからず、会話もまったく進まず。
話せればな~~~
英語もまともにできませんが。。。
コメント
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