日本郵政グループのかんぽ生命保険不正販売が発覚して4年が
経ちました。
かんぽ保険は不正販売発覚後の落ち込みを回復するため、昨年
実績の保険新規契約の3倍の獲得目標を立てて居る事が確認
された。
現場はノルマー達成で相当の圧力を掛けて居る疑惑が出て来た。
郵便局の局員数に応じ課せられる営業目標は昨年実績の10倍
となる局も出て来て可成り苦しい現実があるとか。
不正販売で挙げられた高齢者との契約は実績にカウントされな
いため、局員は相当無理をする事となりそう。
窓口業務終了後残業し電話営業を遅くまで行う、土日の顧客宅
訪問等や、郵貯銀行の残高を調べ保険勧誘に利用する等、今や
郵政カンポはブラック企業に名を連ねる程となった様だ。
郵便かんぽが無理して保険業務に躍起となるのは現在の郵政
事業が収納性が高い金融事業に依存せざるを得ない体質に
あると見られる
また郵政民営化で郵政は一般企業となったが、色々規制が
厳しく、それに郵政事業を牛耳る全国郵便局長会の権力は
強く政治と結びついて郵便局網の合併統廃合等を、拒否し
合理化は仲々進捗しない様です。
とは言っても民営化後郵便局網は相当変わってしまいましたね。