日本の福島原発処理水海洋放出に対し中国税関が日本から輸入海産物
に対する全面検査を今月から始めて居る事が判った。
全面検査が実施され、検査に数週間を要するため鮮度がものを言う
海産物、日本からの輸入を断念する中国業者も出て来たとか。
中國は処理水に放射線があるか無いかは問題でなく、放出に抗議して
居ると見られる。
是では日本が幾ら説明しても無駄の様に思えてならぬ。
尚処理水の放出は日本政府は夏ごろとして居るが中国はその前に圧力
を加えた思われ、中国は日本食品輸入規制を強化すると見られる
日本は中国向け海産物に対し、全て放射線検査を行って居たが、中国
はこれまで、抜き打ち検査だったとか。
2012年の中国への水産物輸出額は871億円、ホタテ・ナマコ・カツオ
マグロ等が主な輸出品である。
中國飲食店は日本以外の外国産に切り替えを迫られて居るとか。
過去には中国は海産物は余り食べない民族でしたが、日本食の普及で
日本以上に水産物を消費する国になってしまって居るが和食ブームに
冷や水となりそう。
新鮮な海産物を食べに日本に来る中國観光客の増が望まれるがそれは
取るに足らない數で矢張り新鮮な水産品の輸出が頼りとなりますね。
今回の措置は台湾問題も絡んで居る様で事は簡単なものではない様だ。