鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

駅ピアノ

2022年12月14日 | 日記

横浜駅構内にあります。

今日立ち寄ったときス-ツ姿の、おそらく40代の男性が、なんと「男はつらいよ」を弾いていた。堂々と、あたたかく、とても素敵でした。

駅ピアノには思い出がある。

7年前にロンドンに2カ月滞在した。娘が初めてのお産、それも異国という事もあって、仕事をスタッフにまかせ、出かけた。

あれは、パリ、ベルギ-を結ぶ高速列車ユーロスタ-の発着駅だったと思う。

駅構内の、しゃれた小さなお店が並ぶ片隅に、アップライトのピアノが置かれていた。それはまるでもう何十年も前からそこに在るような佇まいだった。

おじさんが2人、笑い合いながら、1人はピアノに向い1人は「イエスタデ-」を口ずさんでいた。何とも楽し気な光景だった。

変な話、その時、私はロンドンに来て何週間も経っていたのに「今Londonにいるんだ!」と初めて実感した瞬間だった。

音楽の力?でも、あのイエスタデイ、かなりよれよれでした。

だからよかった、かもです。

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寒い夜更けに

2022年12月13日 | 日記

寒さが応えます。手袋がないのです。どこにしまったのか、落としたのか。またか・・・。

傘もよく失くします。今年は3本失くしました。めげますが、すぐ立ち直れるような値段の傘たちです。(そのうちの1本は強風でバキバキになり処分)

勿体ないです。母が生きていたら叱られています。が、もういません。

時々何の脈略もなく母を思い出します。母のいないことは、切なさ以外の何物でもありません。父も思い出します、強く守られていたことを実感します。

両親の愛は、当たり前のように注がれていた愛の重さは、歳を重ねるごとに募る思いも増します。こんな寒い夜更けには尚さらに・・・。

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歩く

2022年12月12日 | 日記

毎月5、6通の手紙を書く。その上、今月は年賀状!

いつもぎりぎりの作業です。今年もです。

夕方、商品の縫製をしてくれるスタッフ宛の包みを2口抱えて郵便局に。

混んでましたね。番号札を引いて30分、やっと順番が回ってきたと思ったら、一度済ませた方が戻られて、またなんやらかんやら・・・。

明日中に届けてほしい、ぎりぎりセーフでした。他人を責めるより、私が時間に余裕をもてばいい事ですね。

郵便局、宅急便、集荷は一切頼みません、自分で持っていきます、歩く為。

毎日意識して、コツコツ歩いています。

ジムも、ヨガも長続きしないので、月謝のかからない、わたしの唯一の「運動」が歩くことなんです。

 

 

 

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江ノ電

2022年12月11日 | 日記

娘一家がこの春、横浜から秋田に転勤してしまった。

昨日、思いがけず、娘と6歳の長男が鎌倉に泊りがけで来てくれた。

今日、娘は東京で用事があって、私は孫と2人で江ノ電の旅をしてきました。

初夏のように穏やかな陽ざしの中「ちょっと、ごめんなさ-い」と、そろそろと家々の軒下を這うように走る江ノ電に揺られ、35分。

旧型車両の一番前のシ-トを陣取って2人は旅人になりました。

「少年」のまなざしを持ち始めた孫に、そそっかしい「ば-ば」、ともすると彼に支えられ、嬉しいような淋しいような半日でした。

楽しかったね!今度は、ば-ばが秋田に行くからね、春頃かな・・・、待っててね。

            

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2022年12月10日 | 日記

亡き友の夢を見た。男友達で、60前でこの世を去った。

夢の中の彼は、はっらつとしていて、友達を伴って私の家に来た。

「なんで突然来るのよ、ちゃんと電話して!」私は大変な剣幕で追い立ててしまった。生前の彼は、私の家に突然来るような礼儀知らずではなく、20代で知り合った同級生みたいな長い付き合いだった。

思い当たる節がある。彼のお墓は「佐渡」なのだ。一度も行っていない。実は一昨日、元夫の命日で、青梅のお寺まで半日がかりでいって来ました。

お墓参り・・・、お世話になった方、恩のある方、ご無礼は山の様にある。

ごめんなさい、でも、仕方ない。毎日、いっぱいいっぱいで生きてます。

 

 

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