鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

鎌倉極楽寺あたり

2021年09月25日 | 日記
朝10時にスタートして長谷、極楽寺、稲村ケ崎を歩きました。

健脚な友人と2人、海沿いの路地から路地をゆっくり歩き、楽しかった!暑くもなく寒くもなく風が心地よく、稲村ケ崎に入ると、風は潮の香りを運んできた。

途中お昼を頂き、お寺、古民家を巡り3時間余り、1万6千歩の小旅。稲村の浜を望む 御霊神社江ノ電極楽寺駅
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道中財布が生まれるまで

2021年09月24日 | 日記

写真の左上の、手のひらに乗る布のお財布は、亡き祖母の和ダンスの引き出しから出てきたもの。おそらく大正時代のものと思われる。

写真ではわかりにくいのですが、ふたの中央に、精巧な蝉の留め金が付いていて、布も織りのとても手の込んだもの。

私の家は旧家でも何でもないので、骨董のお宝の類は何もない。茶箱に塗りのお重とか、ボロボロの巻物が数本入っていたぐらいで、それらは手にすると、はらはらと散り、只のゴミになってしまった程。

このお財布、いや、お財布なのかどうかすら実はわからないのだが、これを見つけたとき「私に頂戴ね」と母に行ったその日のことを鮮明に覚えている。

10代の子が興味を持つにはいかにも地味な、祖母が持っていたことを、母ですら知らなったその財布に私は心惹かれ、長い間手元に置いてあった。

それを私は、半世紀を経て「道中財布」としてよみがえらせた。微調整を繰り返しながら、今の形で落ち着いた。おそらく手作業で2000個ぐらい作った。
創業以来ずっと、同じ女性の職人さんがコツコツ作ってくれています。

この道中財布にはフアンの方が多く、ボロボロになるまで使って下さり、2代目3代目という方もおいでになる。有り難うございます。

昨年「鎌倉道中財布」として、鎌倉市のふるさと納税の返礼品に認可していただき、最近では、タレントさんのオリジナルグッツの依頼もいただいた。

お札、カード、小銭がコンパクトに収まり、旅行やちょっとしたお集りの気分転換のお財布にぴったりです。勿論、日常使いにも!

鎌倉今村のロングセラーです。現在は、有隣堂横浜西口店でご覧いただけます。6種、柄が並んでいます。(本日17時にメンテナンスに行きました。)

鎌倉道中財布、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

新柄も只今、製作中です。




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今日のお三時

2021年09月23日 | 日記
神楽坂でみつ豆を頂きました。今日もよく働きました、ご褒美です。
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ブックカバーが生まれるまで

2021年09月22日 | 日記
2000年の秋、只々布が好きだった専業主婦の私は、布の物作リをベースにする会社を無謀にも立ち上げた。あふれるほどの洋服が巷にあるのに、着たいものがない。欲しい小物がない。それならば「私が作ろう!」と。

「鎌倉今村って、洋服もやっていたんですか?」とよくお客様に聞かれます。そうなんです、洋服からスタートしました。(洋裁学校出の友人を巻き込む)

これはすぐに挫折しました。何しろ洋服というのはサイズ違い、デザイン違い、色違いと、お客様に満足していただける、品揃えできる資金力がなく、3年ほどで「洋服部」は撤退することになります。

私は「和」が好きだったので、どこまでもそこには、こだわりました。しかし時は海外ブランドの大きな波がどっと押しよせていて、手作りの大島紬で作ったコートや、手刷り型押しのTシャッや、藍染のブラウスなどはなかなか受け入れられず、日本橋、横浜のデパートの「手仕事展」の催事も芳しくありませんでした。

並行して小物、巾着や財布、トートバッグも作っていました。1点物のバッグ類などはとてもよく出ました。パッチワークや手刺繍を施した物、着物地、帯地などを使い贅沢な仕事でした。考えたらあまり原価計算もできてなかったと。

主婦の趣味的なスタンスががらりと変わったのは、矢張り「有隣堂」様とのご縁をいただいた時からです。10代の頃から親しんでいた老舗の大型書店の有隣堂様で「鎌倉今村」の催事が持てる事に、夢のような話でした。

スタッフの方にご指導いただきながら、催事も重ねていくうちに「数字」に目覚めてきました。売り上げです。確実に数字に結び付くものは何だろう・・・

手頃な価格で、書店の売り場に似合うもの、これはもう「ブックカバー」しかありません。手に取られた時のお客様の笑顔を想像しながら作りました。

この秋で、2万1千冊、すべて私が柄を組み合わせ、縫製のスタッフ3人で!

お客様から「とても使いやすい」「プレゼントしたら喜ばれて」などとのお声を今でも沢山いただきます、本当にありがとうございます。

現在は文庫本版、新書本版、単行本版の3種類だけですが、サイズもこの先増やす予定でおります。

布のブックカバーは本にも手にも優しくて、使っていただければその良さは分かっていただけると思います。

長くなりました、鎌倉今村のブックカバーを、これからもよろしくお願いいたします。現在は、有隣堂横浜西口店書籍売り場にてお買い求めいただけます。

どうぞよろしくお願いいたします。










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寝落ち

2021年09月21日 | 日記
「寝落ち」という漢字でいいのでしょうか?私の若い頃にはなかった言葉です。

この夏よく「寝落ち」状態を経験しました。若い方はチャットやゲームの途中とかでしょうが、私は夜、仕事の合間にちょっと雑誌を広げ横になって…。

大体寝苦しい夜が多くて睡眠が浅い日が多かったので、この寝落ち状態はかえって良いことのような。但し、明方に目が覚めて慌ててお化粧を落し、寝間着に着替えちゃんと「寝る」。

私の唯一の贅沢は、お陽様の匂いのする、からからに乾いたシーツにくるまって寝ることです。「安上がりね」なんて言われそうですが、幸せを感じます。

睡眠障害の話もよく聞きますが、適度な運動は絶対ですね。私はヨガもジムも長続きしませんが、よく歩きます。でも、少し物足りません。

私の周りで若々しく活動している方は、皆さんシッカリ運動をしています。
身のこなしがやはり違います。ジムも考えている今日この頃です。



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