鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

読書

2019年12月06日 | 日記

本が読みたくてたまらなくなる時がある。

不思議なもので時間がない時に限って・・・。

話題の新刊には飛びつかなくて、少し前の話題の本を拾う変な癖がある。

第一「話題の本」って何だろう、電車の広告で何十万部でタ~、という数字あまり信用してないし、最近の直木賞、芥川賞受賞作も読んでない。

少し前にはまっていたのが、青山文平の時代小説。

「つまをめとらば」で2016年、第154回の直木賞を受賞した。

山本周五郎の世界観に近い匂いの中に、佐伯泰英描く男の世界とも異なった、新しい時代小説の色合いが好きです。

時代物を読む楽しみの一つに、登場人物の着物の描写があります。
先日も、青山文平の本の中に「青梅縞で仕立てた」というくだりがありました。青梅縞?、初めて知りました。 
               
パソコンで検索したら、今でも一人だけ、青梅で織っている方がいると知りました。今度青梅に行ったら探して見たいと。

男性の作家の、女性の着物姿の描き方って、個性があって面白いです。

ぴか一は(僭越ながら私が思う)時代小説分野ではないのですが、

立原正秋です。着物、知り尽くしていました、怖いほど。

久し振りに、立原正秋の世界に浸りたくなりました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 雪が降る? | トップ | もう幾つ寝るとクリスマス »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事