鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

ちゃぶ台

2018年02月02日 | 日記

若い方はご存じないでしょうが昭和の時代、ちゃぶ台は茶の間の要でした。

家族がぐるりと円になって食事をするテーブルです。

正座をして座ります。こどもは座布団はありません。

お母さんの横には御櫃とお味噌汁のお鍋が控えています。

私は小学生時代まで、自分の部屋などありませんでした。

学校から帰るとちゃぶ台で宿題を広げたり、本を見ながらおやつを食べるのでした。

「ごはんよー」母の一言で、机の上を綺麗にかたずけます。

食卓に早変わりです。時々はお茶碗などを運びました。

今思うと、母は、何故もっと手伝わさせてくれなかったのでしょう?

勝手な言い訳ですが、言われなければ気が付かないことがあります。

知人の家に食事に誘われた時、小学2年生の御嬢さんがまめまめしく食事の手伝いをしてました。

「我が家は手伝わないと食べさせないのよ」とお母さん。

いまさらですが、母を責めるわけではないのですが、私だって、もっとお手伝いできたのに。

結局、子どもは育てたようにしか育たない・・・、

子育て、本当に難しいです。

やり直したい、と言ったら娘に悪いですね。

娘は息子(孫)と楽しそうに日々格闘しています。

口は出さないで、出来る限り手を貸していこうと思います。

 

 

 

 

 

コメント
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