鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

あたらしい季節

2017年04月12日 | 日記

鎌倉駅のホームでひと際賑やかな笑い声がした。

真新しい制服の中学生のグループ、たのしそう。

入学してまだ1週間ぐらいでしょうか、友達出来たのね、よかったわね。

中学生活は私は本当に楽しかった、努力したことがそのまま結果に出た手ごたえのある数年でした。

でも、そのあとは・・・・、なかなか思うようにいかず挫折の数年間が。

得意なことより苦手が多いことに気が付き、周りの人達は皆、楽々生きているように思えてならなかった。

半世紀も前の事です、おさげ髪にセーラー服のクミコちゃんは可愛かった(自分で言うか!)

漠然と、恋のときめきも風が運んできて「私の中のわ・た・し」を見つめ始めていた。

 

ペギー葉山さんが亡くなられた。

「学生時代」は、確かご自身の母校、青学の思い出と聞いたことが。

蔦の絡まるチャペルも、大学の図書館のノートとインクのにおいの経験のない私には、

まぶしいような歌だった。

「でも、学ぶことは一生で、人生は大学で教える科目のようなものではないのよ」

写真の中学生の背中に、偉そうにそう語りかけた私です。

 

 

 

 

 

 

 

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