師走、それも20日を過ぎる頃になると、電車の中でよく見る光景がある。例えば・・
会社帰りのお父さんが、カレンダーの入った紙袋をさげている。また、
思いの外空いている10時過ぎの電車のなかで、シートにすわり居眠しているお父さん
脇には、カレンダーを抱えている。駅員の到着アナウンスが響くと、カレンダーを
しっかり摑んで、ゆっくり立ちあがる。50代後半か。その横顔は、
『いろいろ厳しかったけど、まぁー、1年よくやった』そんな風に感じる。
そんな後姿を見るのが好きだ。
その手に、家族のお土産のスゥィーツの箱などがあれば、もっと好き。
12月のお父さん、好きです。