☆映画の旅の途中☆

色んな映画をどんどん観る旅

『ろくでなし』(1960)

2015年04月01日 | 邦画(クラシック)
『ろくでなし』

【作品概要】
1960年/88分/35mm
監督:吉田喜重
出演:津川雅彦、高千穂ひづる、川津祐介、山下洵一郎、安井昌二

吉田喜重初監督作品。爆発する若いエネルギーを拳銃に叩き込む"強盗遊び"の狂った終点!刹那の時間に生きる4人の大学生(川津祐介、津川雅彦、山下洵一郎、林洋介)と、社長秘書の女性(高千穂ひづる)をめぐるドラマ。「青春」に背を向けた若者たちの虚無的なスタンスが鮮烈に映し出される。
(東京フィルメックス公式HPより)

【感想レビュー】
ものすっごい久しぶりに映画を観た~
ちょっと仕事が一段落したので…。

昨年のフィルメックスの特集「1960 -破壊と創造のとき-」の作品で、見逃したのでDVD借りました。

徐々にボルテージが高まっていく作りで、引き込まれて観ました

大学四年生。ぎりぎりまだ子どもでいられるこの時期に最後の悪あがき。
何かが動き出しそうで、でも何も動き出しはしない現状にじりじりとする感じを懐かしく思い出す。
虚無的ながらも内的エネルギーが表出するジュンは津川さんが演じている。

台詞は本当に速くて、端的でポンポンと交わされる会話が心地よかった

崩壊するかしないかの一線をつき進む青春の一頁が丁寧に丁寧に描かれています
楽しかったです


最新の画像もっと見る

コメントを投稿