レポートが遅くなりましたが、英国ヴィクトリア朝絵画の巨匠「ジョン・エヴァレット・ミレイ展」は、9月30日(土)に開幕しています。今回も例によって、開幕に先立ち、前日の先週金曜日に「特別招待♪」されちゃいましたので、ご報告します。
[オフィーリアを前面に押し出したミレイ展ポスター]
ミレイと似た名前の画家に、フランスのミレーが居ますね。せっかくの機会ですので、今日は、「ミレイ」と「ミレー」の違いなど覚えてください。
- ジョン・エヴァレット・ミレイ (John Everett Millais, 1829-1896): イギリスの画家、ラファエル前派、代表作=オフィーリア、マリアナ
- ジャン=フランソワ・ミレー (Jean-François Millet, 1814-1875): フランスの画家、バルビゾン派、代表作=落穂拾い、晩鐘
ミレイと言えば、オフィーリアやマリアナのように、シェークスピアにまつわる絵画で有名ですが、実際に今回の展示会を訪れて見れば、肖像画、宗教画、歴史画、風俗画、風景画など、とても幅広い分野で活躍した画家だったことが良くわかります。これだけの数のミレイ作品を、一度に日本に貸し出すとは、テート・ブリテンも太っ腹ですね。
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