ヘンリー・フリック氏(1849-1919)は、鉄鋼王にして鉄道王、五番街沿いの自宅豪邸に世界中の名画を買い集め、そのまま個人コレクションとして公開したのが「フリック・コレクション」です。フリック・コレクションでは、ご近所のメトロポリタン美術館と違い、作品の撮影は絶対禁止です。とりあえず入り口の看板を撮影してみました（あまり意味のない写真ですが ... ）。
フェルメールは、フリック氏の格別のお気に入り画家だったようで、フリック・コレクションにはフェルメールの作品が3点もあります（ある画家の全作品の1割が「個人コレクション」にあると言うのは驚きです）。ここでは写真撮影ができなかったので、同コレクションのＨＰから転載させてもらいました。ちなみに、これらの作品は「門外不出」だそうですので、実際にここを訪問する以外、実物を見ることは不可能です。
[婦人と召使]
[兵士と笑う娘]
[中断された音楽の稽古]
米国内には、ニューヨーク以外に、ボストンのイザベラ・スチュアート・ガードナー美術館、ワシントンＤＣのナショナル・ギャラリー・オブ・アートにも、フェルメールの作品があるらしいので、また次の機会に訪問しましょう。
今日は、これから日本へ帰ります。何とか速やかに時差ぼけと長旅の疲れを取り、日曜日の皇居練習会には参加したいと思っています。
