「推し」と幻想の28th選抜、乃木坂5期募集の中、拡大を続ける4期枠、深刻化する3期起用率(1) [22Aug21]
========== (1)から続く ==========
新型コロナの蔓延によって、ファンがメンバーと直接会って話をする握手会を開催できず、オンラインでの「ミート&グリート」に切り替えざるを得なくなったことも、乃木坂のCDセールスをさらに厳しいものにしている。
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乃木坂は26thシングルから本格的に「ミート&グリート」へ移行していますが、オリコン調べのシングルCDセールスは、26thと27thで、見事なくらい大幅に減少している。
27th「ごめんねFingers crossed」のCD売り上げは発売9週目(W)において累計68.6万枚。
「ミート&グリート」の未開催はあと一回しかなく、全国握手会に相当する初回限定盤の「ミート&グリート」も終わっていることから、ミリオンはかなり難しく、17thから25thまで9作連続で達成したオリコン調べのCDミリオンは、26th、27thと2作連続で途切れることになりそうです。
欅坂46&櫻坂46と日向坂46のCDセールス変遷も紹介しておきます。
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(表5c) |
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櫻坂46も「ミート&グリート」が始まった1st「Nobody's fault」からCD売り上げ枚数が大きく下がっています。
ただ、欅坂46「黒い羊」が発売された時の状況を考えると、握手会が「ミート&グリート」に代わったことに加え、長濱ねる、平手友梨奈、鈴本美愉、織田奈那といった主軸メンバーがグループを去ったことで、少なからぬファンが離れた可能性も考えられる。
さらに欅坂時代にはなかった選抜制を櫻坂が採用したことで、表題曲選抜に起用されず、音楽番組でパフォーマンスする姿をほとんど見られないメンバーが出てきたことも、ファンの減少を招いた面があるかもしれない。
一方、日向坂46の「ミート&グリート」は5th「君しか勝たん」で初めて開催されましたが、CD売り上げ枚数の減少幅は、乃木坂や櫻坂と比べると、さほど大きくない。
日向坂は新3期を除くほとんどのメンバーが最大部数である30部を売り切ってしまうため、握手会セールスがいわば飽和状態に達しており、「ミート&グリート」に移行した5thでもそうだったので、CDセールスが前作とあまり変わらないんですね。
グループの総人数を抑え、全員選抜を維持する日向坂は、個々のメンバーに対するフィーチャーもバランス良く行っていて、握手会人気においてもメンバー間の「格差」が少ない。
もしCDセールスをもっと上げてミリオンを目指すのであれば、新人を多数採用し、グループの総人数を増やすしかないけど、その場合、全員選抜を続けるのは無理で、「格差」の増大も覚悟しなければならない。
そうではなく、日向坂運営が現在のCDセールスで十分と考えるなら、今後も全員選抜をキープすることが可能で、結局、何を重視するかという選択の問題になる。
握手会商法によるCDセールスと収録曲の音楽的人気が全く別物との認識が広く世間に浸透している今の時代、大きな犠牲を払ってミリオンを目指すのは百害あって一利なしと思うのだけど、乃木坂46やAKB48の運営はどんなことしてもCDセールスを下げたくないらしい。
乃木坂46のシングル表題曲選抜はとくに6th以降、個別握手会セールスの順に、メンバーを1列目から並べる「握手会主義」が選考の軸になってきた。
28th選抜においても、「ミート&グリート」の完売速度の大きさにほぼ従う形で、メンバーが前から並べられており、そこに握手会免除の1期5人を散りばめる構成になっている。
また、初めて選抜起用された4期の掛橋沙耶香は、27th「ミート&グリート」を3次受付で30部全完売していて、アンダー及び非選抜4期の中では断トツに握手会人気が高く、新規抜擢にも「握手会主義」が色濃く反映されている。
4期から握手会人気の高いメンバーが次々出てくるのは、運営が今、『乃木坂スター誕生!』という4期の専門番組を作るくらい、4期を重点的にフィーチャーしているからで、とくに28thフロントの遠藤さくらと賀喜遥香は既に4回も福神に抜擢されるほど、徹底的にプロモーションされている。
4期が加入する前、3期が重点フィーチャーされてた頃は、やはり3期メンバーの握手会人気が高かったが、プロモーションが一段落した現在は、与田祐希、山下美月、梅澤美波、久保史緒里といった福神常連メンバーとその他のメンバーの間にやはり「格差」が出来つつある。
今後、5期が加入し、4期への重点フィーチャーが一区切りすると、同じことが4期にも起こる可能性があり、結局、握手会人気の動向は、運営がどの期、どのメンバーを、どれだけ「推す」かに大きく左右される。
握手会や「ミート&グリート」のセールスで選抜を決めるのは、一見、運営がファンの意思を尊重しているようにも思えるが、実際には、選抜1、2列目や選抜常連は、運営の意向で決められている面が強い。
つまり、最初にまず運営の思い描く選抜像があり、それをファンに納得させる手段として、「握手会主義」が使われているのが実態に近い。
何とかファーストと謳って支持を集め、自分ファーストで突き進むのはよくある話ですね(笑)。
しかし運営が新人オーディションと重点フィーチャーによるCD売上ゲームにのめり込んでいる間に、乃木坂の音楽的人気は明らかな低落モードに入っていく。
(表6a) 乃木坂46シングル表題曲のBillboard JAPAN Hot100の総合及び各項目の最高順位
# 項目記号の意味
P=CDセールス、D=ダウンロード数、S=ストリーミング数、R=ラジオ放送回数
L=PCによるCD読み取り数(ルックアップ)、T=ツイート数、M=国内動画再生回数
K=カラオケ歌唱回数、B=BUZZ(D+T+M)
#「圏外」は100位圏外
# 08/11公開チャートまでの全期間に渡る最高順位を15th以降についてCD発売の古い順に上から記載
(総合)01位 P01/D07/S41/R05/L01/T03/M03/K圏外/B03 : 裸足でSummer_15
(総合)01位 P01/D04/S13/R03/L01/T01/M05/K圏外/B04 : サヨナラの意味_16
(総合)01位 P01/D03/S06/R04/L01/T01/M07/K圏外/B02 : インフルエンサー_17
(総合)01位 P01/D06/S05/R05/L01/T01/M17/K圏外/B04 : 逃げ水_18
(総合)01位 P01/D04/S05/R07/L01/T02/M10/K圏外/B06 : いつかできるから今日できる_19
(総合)01位 P01/D02/S03/R06/L01/T01/M03/K圏外/B02 : シンクロニシティ_20
(総合)01位 P01/D02/S06/R09/L01/T01/M10/K圏外/B03 : ジコチューで行こう!_21
(総合)01位 P01/D07/S04/R05/L01/T01/M05/K圏外/B06 : 帰り道は遠回りしたくなる_22
(総合)01位 P01/D03/S14/R14/L01/T01/M11/K圏外/B05 : Sing Out!_23
(総合)01位 P01/D06/S17/R04/L01/T01/M34/K圏外/B05 : 夜明けまで強がらなくてもいい_24
(総合)01位 P01/D06/S61/R06/L01/T02/M14/K圏外/B07 : しあわせの保護色_25
(総合)01位 P01/D06/S68/R05/L01/T04/M28/K圏外/B08 : 僕は僕を好きになる_26
(総合)01位 P01/D11/S圏外/R06/L01/T12/M26/K圏外/B13 : ごめんねFingers crossed_27
ビルボードHot100は8つの項目から導かれる総合ランキングで、上表は15th以降のシングル表題曲について、それらの最高順位を並べたものです。
「CDセールス(P)」と「ルックアップ(L)」はCD関連指標で、大規模握手会による大量のCD売り上げを背景に、15thから27thまで一貫して1位を獲得し、この2冠に支えられ、Hot100総合は1位を逃したことがない。
一方、「ダウンロード数(D)」「ストリーミング数(S)」「ツイート数(T)」「国内動画再生回数(M)」は、握手会人気とは関係のない、楽曲そのもののに対する人気を反映するデジタル指標で、とくにサブスクによるオーディオ・ストリーミングの人気を表すS項に注目してみると、乃木坂楽曲人気の動向が見えてくる。
15thは41位、16thが13位と、S項順位が上がり、17thで6位に入ったことで、「カラオケ歌唱回数(K)」を除く7項目でのTOP10入りを初めて達成、その後18thのM項17位以外は、22ndまで7項TOP10を維持していく。
この時期のT項を眺めると、19thの2位以外は、すべて1位に入り、乃木坂のシングル表題曲に高い関心が寄せられていたことが窺われます。
しかし、23rd「Sing Out!」でS項は14位に後退、TOP10を割り込み、24th「夜明けまで強がらなくてもいい」でも17位と順位が下がっていく。
そして、25th「しあわせの保護色」で一気に61位へ落ち込み、26th「僕は僕を好きになる」でも68位と反転上昇せず、27th「ごめんねFingers crossed」は遂に、一度も100位圏内に入らない完全圏外。
さらに27thでは、D項11位、T項12位と、15th以降初めて乃木坂のシングル表題曲がこの2項で10位以内にランクインしない事態が発生。
またM項も、23rd以降、TOP10割れが常態化、D項、T項、M項によるハイブリッド指標である「BUZZ(B)」項が、27thで初めてTOP10を割り込む。
乃木坂はもともと、シングル表題曲が殆どのデジタル指標でTOP10に入るような、楽曲人気の高いグループだったのだけど、23rd以降、シングル毎に順位を落とし、急激な失速に歯止めが掛からないまま27thに至っている。
考えられる原因の一つは、1期主要メンバーが次々「卒業」していく中、運営が「世代交代」を急いだのか、3期、4期に対するダンスの十分な基礎的トレーニングを欠いたまま、選抜中軸に抜擢してしまったこと。
その結果、MVや音楽番組におけるパフォーマンスの質が以前より低下し、音楽的な訴求力が落ちてしまった。
初期の乃木坂は、今ほど売れていなかったので(笑)、全員でダンスをしっかり練習する時間があり、しかも長年掛けて徐々に人気が出てきたので、メンバーが経験を積み重ねる時間もあった。
加えて、生駒里奈、桜井玲香、伊藤万理華、川村真洋など、質の高いステージを提供しようという意欲の強い、優れたパフォーマーが選抜にもアンダーにもいて、彼女たちのリーダーシップによって、ダンスの水準が一定以上に保たれている面があった。
8th以降の伊藤万理華によるアンダー改革はその典型例で、多くのメンバーのパフォーマンスレベルが、この時期、急速に向上していく。
翻って28thの乃木坂を眺めると、選抜1列目に起用されている3期の山下美月と与田祐希、4期の遠藤さくらと賀喜遥香は、加入直後から様々な外仕事をこなし、非常に忙しかったために、明らかにダンスの練習量が足りていない。
リズム感や筋力など、踊るのに必要な基礎が十分ではなく、我流でフリをこなしている印象が強い。
ただダンスは歌唱と違って、練習を重ねれば、素質に関係なく一定レベルには到達できるようで、新人のパフォーマンス力が低いこと自体は、そんなに心配することではない。
北野日奈子のダンスを初めてじっくり観た時、「なんじゃそれは?」と頭を抱えたくなったけど(笑)、伊藤万理華と川村真洋もアンダーでそう感じたのか、2人がかりで、きいちゃんのダンス練習に付き合ったそうだ。
そうやって先輩からアドバイスを貰い、アンダーライブをこなしていくうちに、彼女はメキメキと上手くなっていき、22ndアンダー曲「日常」のパフォーマンスでは、センターとして、力強く、ノリの良いダンスでチームを引っ張っていて、その成長ぶりに驚くと同時に、グッと込み上げてくるものがあった。
27thと28thでフロントに起用された3期、4期の4人も、アンダーライブを1回経験して、半年くらいダンスにしっかり取り組めば、見違えるほど上手くなる筈で、その後の活動にも大きなプラスになるだろう。
24th「夜明けまで強がらなくてもいい」で、遠藤さくらと賀喜遥香のダンスを観た時、同じようなことをツイートで提言したのだけど、もしそれが実現していれば、あれから2年経った今、2人のパフォーマンスへの評価は今とは全く違うものになっていた可能性がある。
たった半年の基礎トレーニングを躊躇うことによって、何年もダンスで四苦八苦するのは、あまりに勿体ない。
新人のダンス力が低いことは大した問題ではないが、ダンス力が低いのに、選抜前列に起用し続け、必要な基礎練習を行う機会や時間を与えないのであれば、それは乃木坂運営という組織の責任が問われる、致命的な問題になる。
選抜とは対照的に、アンダーにはパフォーマンス面で成長を感じさせるメンバーが多い。
最近のアンダーライブを観ていて、中村麗乃のダンスが、フリをキレイにこなす段階から、歌詞世界を表現する域にまで踏み込んでいて、とんでもなく上手くなっているのに驚愕した。
また阪口珠美のダンスはバランスと筋力がさらに向上して、佇まいの美しさに磨きが掛かり、寺田蘭世のダンスは安定感にセクシーさが加わり始めている。
これほどハイレベルで魅力的なダンスを披露する実力のある、中村麗乃、阪口珠美、寺田蘭世の3人が28th選抜に入らなかったのは、どう考えてもあり得ない。
アンダーライブはメンバーのパフォーマンス力を確実に向上させるようで、向井葉月、吉田綾乃クリスティー、佐藤楓はキレのある印象的なダンスを披露出来るようになってきたし、伊藤理々杏は加えてステージでの「魅せ方」が向上し、必殺のカメラ目線にいちいちドキッとしてしまう(笑)。
また、以前ダンスに課題を感じていた山崎怜奈も見違えるほど成長していて、和田まあやは十分なダンス力・表現力で、1期でなぜ彼女だけ選抜でないのかさっぱり分からない。
出演メンバー全員が隙なく、しっかりしたステージを作れていて、「アンダー、仕上がってるな~!」と感銘を受けました。
いっそのこと、28thでアンダーになった9人を全員、29thで選抜入りさせ、逆に、ダンスに不安のある選抜常連メンバーに、一度アンダーに行って貰い、アンダーライブを通して、ダンス力の強化を図ったらどうだろう。
久保史緒里や筒井あやめのように、加入前に一定のトレーニングを受けているメンバーは、練習の仕方を知っているので、選抜にいても、自力でパフォーマンスを向上していけるけど、そうでないメンバーは、一度しっかり基礎を固めた方が、個々人の今後を考えても絶対に良いと思う。
選抜前列に常連起用している3期、4期に、ダンスの基礎を固める機会と時間を与えず、そのまま音楽チームの主軸に置き続けていることが、乃木坂の音楽的訴求力を低下させている。
さらに、生駒里奈、桜井玲香、伊藤万理華、川村真洋といった、リーダーシップをとってグループ全体のパフォーマンス水準を維持・向上できる1期メンバーが「卒業」した後、その代わりを担えるメンバーがいないまま、3期、4期の新人を大量に選抜起用したことも、23rd以降の楽曲指標の低下を招いた原因の一つと考えられる。
とくに渡辺みり愛や伊藤かりんなど、1期に代わってリーダーシップを発揮できるメンバーが何人もいた2期の選抜入りが進まなかったことが痛かった。
その結果、選抜は「卒業」のちらつく1期と、新人である3期、4期のバラバラな集合体となり、ダンス練習における意思疎通や結束力が弱まり、パフォーマンスの「空洞化」につながった可能性がある。
「卒業」ラッシュで1期主要メンバーが次々乃木坂を去ったとき、新人である3期、4期を選抜に入れる前に、スキルと経験のある2期を多数起用していれば、2期が1期の代わりを自然と担うようになり、「世代交代」がよりスムーズに進んだのではないか。
1期、2期、3期、4期と順番に採用しているのに、2期だけを選抜から排除するかのような歪な「世代交代」が、乃木坂のグループとしての自然な人的構造を破壊し、ステージの質を下げ、楽曲指標を下げ、ファンの離脱を招き、握手会セールスにおける「格差」を広げ、CDセールスの効率を下げている。
27th選抜における2期1枠が悲惨な結果を招いたのは、まさに理不尽な2期「不遇」こそが、今の乃木坂が抱える問題の核心であるからに他ならない。
ジャニー喜多川氏が亡くなったとき、氏に対する賛辞で多かったのは、将来大活躍するタレントを、原石のうちから見抜く「眼力」が素晴らしいというものだった。
音楽的スキルが高くないのに、特定の3期、4期メンバーが選抜前列に常連起用されるのは、運営にそのメンバーを強く「推し」ている人物がいるからかもしれない。
しかし、乃木坂46の楽曲指標が顕著に低下しているにも関わらず、その人物が「推し」メンバーに基礎的なダンス練習の機会と時間を与えないまま、今後もひたすら選抜前列に入れ続けるのであれば、それは自らの「眼力」の凄さを証明したいという、個人の面子にこだわるあまり、彼女とグループを窮地に追い込んでいると言われても仕方がない。
乃木坂は運営の誰かが好き勝手にできる、個人や会社の私物ではなく、一定の公共性をもった存在で、メンバー全員のものであり、ファンのものでもあることを、運営にはぜひ思い出して欲しい。
最後に、欅坂46&櫻坂46と日向坂46のシングル表題曲に関する、ビルボードHot100の各項目最高順位を載せておきます。
(表6b) 欅坂46&櫻坂46シングル表題曲のBillboard JAPAN Hot100の総合及び各項目の最高順位
# 08/11公開チャートまでの全期間に渡る最高順位を欅坂1st~8thと櫻坂1st~2ndについてCD発売の古い順に上から記載
(総合)01位 P01/D01/S01/R07/L01/T01/M01/K83/B01 : サイレントマジョリティー_欅1
(総合)01位 P01/D03/S26/R08/L01/T03/M07/K圏外/B02 : 世界には愛しかない_欅2
(総合)01位 P01/D03/S06/R07/L01/T02/M05/K圏外/B03 : 二人セゾン_欅3
(総合)01位 P01/D01/S02/R04/L01/T01/M02/K圏外/B01 : 不協和音_欅4
(総合)01位 P01/D01/S04/R07/L01/T01/M02/K圏外/B01 : 風に吹かれても_欅5
(総合)01位 P01/D02/S01/R17/L01/T01/M03/K圏外/B02 : ガラスを割れ!_欅6
(総合)01位 P01/D01/S03/R24/L01/T01/M04/K圏外/B02 : アンビバレント_欅7
(総合)01位 P01/D02/S05/R10/L01/T01/M16/K圏外/B02 : 黒い羊_欅8
(総合)01位 P01/D10/S圏外/R21/L01/T19/M24/K圏外/B10 : Nobody's fault_櫻1
(総合)01位 P01/D03/S圏外/R14/L01/T03/M20/K圏外/B10 : BAN_櫻2
ビルボードのK項が公表されたのは、実は、2018年暮れからで、2016年の4月にリリースされた欅坂46・1st「サイレントマジョリティー」の最高83位は、2年も経っているのに83位に入っているということで、発売直後からのデータがあれば、かなりの上位に入っていると思います。
(表6c) 日向坂46シングル表題曲のBillboard JAPAN Hot100の総合及び各項目の最高順位
# 08/11公開チャートまでの全期間に渡る最高順位を1st~5thとアルバムリード曲「アザトカワイイ」についてCD発売の古い順に上から記載
(総合)01位 P01/D03/S11/R03/L01/T02/M30/K圏外/B03 : キュン_1
(総合)01位 P01/D04/S18/R07/L01/T01/M82/K圏外/B06 : ドレミソラシド_2
(総合)01位 P01/D05/S41/R34/L02/T04/M41/K圏外/B05 : こんなに好きになっちゃっていいの?_3
(総合)01位 P01/D04/S49/R14/L01/T08/M19/K圏外/B03 : ソンナコトナイヨ_4
(総合)02位 P01/D06/S圏外/R30/L01/T03/M29/K圏外/B09 : 君しか勝たん_5
===== アルバム・リード曲 =====
(総合)21位 P圏外/D13/S58/R35/L圏外/T05/M07/K圏外/B07 : アザトカワイイ_1stAb
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