goo blog サービス終了のお知らせ 

葉山の四季

葉山の四季をお伝えしたいと思います。

「真田丸」二度見と第2回。

2016-01-17 18:11:48 | 「真田丸」

面白いドラマは筋が分かっていても面白いです。映画は脚本で決まるといわれますが、当然テレビドラマもそうです。脚本とは筋書のことではなく筋書の現れ方のことでしょう。

その意味で昨日「真田丸」の第1回を再度見て、面白かった、ということはこのドラマは面白い、脚本三谷幸喜だからといえるのかも知れません。といっても以前の「新撰組」の印象はあまり残っていませんから今回はやはり「真田幸村物語」だからという面が強いのです。

幸村といってもこのドラマでは信繁名で出ています、それが実名で幸村という名は、いつごろ誰がいいはじめたかわからないそうです。1770年代の『翁草』という本には「世間では一般に幸村といっているが、……」と記されていて天明(1780年代)の前後には真田幸村の名前が一般化していたそうです。

私などの頭の中では、幸村の名は猿飛佐助や霧隠才蔵などと一緒になっていますので、信繁などといわれても他人様という感じです。でも三谷脚本では幸村の名前は出てこないとか、このドラマを通じて幸村=信繁の等式を頭に染み込ませようと思います。

第2回「決断」も「戦国時代」を想像する場面の積み重ねでなかなか面白かったです。船出した真田丸が戦国時代という荒海を乗り越えていくうえでの頭首の決断の様子が描かれ、草刈正雄の演技もあってこの時代を乗りきっていく姿に然もありなん、と思わせられました。また次の土曜日も二度見になりそうです。


「真田丸」船出!

2016-01-10 23:23:23 | 「真田丸」

NHK大河ドラマ「真田丸」第1回名付けて「船出」。「真田丸」には幸村が拠って戦った城砦の呼び名と真田家一族の戦乱の世を乗り越えて行く姿を船の名前になぞらえている、と解説されています。

さらにNHKの大河ドラマサイドの狙いを勘ぐっていえば、昨今の大河ドラマに勢いがなくなり、大河ドラマ不要論などが出始めている折、戦国武将物語で盛り返したいという「船出」でもあったかと。

十年単位での昔、かなり意識して大河ドラマは見続けていた記憶がありますが、このところ最初の一二回で関心を失うことが多くなっていました。今回も真田幸村物語でなければ同じようにむかえたと思います。

さて第1回目、期待のスタートだったのか。思わず引きつけられる、というほどでもなく、かといって期待はずれでもないという程度でした。それでも普段関心は持ちながらもまとまった知識として当時の歴史を真田家の動きとあわせて得る機会です。

本屋にも関連本が目につき、インターネットでも情報満載ですのでTVを手がかりにこの一年の船出としたいと思います。