主な内容は「支配性理論(アルファ論)のコントロールから自分を解放してみよう!」
です。
トルソー”ポチ君”スタンバイ中♪
「支配性理論(アルファ論)」、みなさんご存じでしょうか。
動物病院の先生でも口にされる方がいらっしゃるので知っている方も多いと思いますが、
「支配性理論(アルファ論)」とは、オオカミの群れの中の順位付けを「人と犬」に当てはめたものです。
「犬が自分をリーダーだと思っている」
「犬が人より上だと勘違いしている」
これらの言葉はこの「支配性理論(アルファ論)」
に基づいた考え方から出てくる言葉です。
今でもこの「支配性理論(アルファ論)」は日本に根強く残っていて、信じてらっしゃる方も多いかもしれません。
ですが、犬と人の関係の考察・研究は日々進歩しているのですよね。
そのオオカミの群れの順位付けは、「犬と人の関係にはあてはまらない」
ということに私たち犬飼い達は気づき(気づかされ)、学び始めています。
人間にとっての困った行動のすべてを、この「支配性理論(アルファ論)」に当てはめる事は、
人間側にとっては楽なことかもしれません。
だって、その一言で片づけられるのですから。
でも・・・
本当にそうでしょうか?
そう考えるところから、犬への理解、信頼関係を結ぶ為の一歩が始まるのかもしれません。
例えば「唸り、吠え、噛み」は、
体のどこかに痛みを感じていたり(←8/12追記)
もしくは怖いもの、危険と感じたものから自分の身を守る為の行動だったりしませんか?
その自分を守ろうとした行動を
「支配しようとしているからガツンと叱っておかないと」
などと、さらに「罰(叱り)」を与え警戒心をあおったりしていませんか?
それをしていると犬と信頼関係を結ぶどころか、
どんどん食い違いが起きてきてしまいます。
「犬は人を支配しません」
というのがチャーリーママさんの教えてくださったことです。
例えば警戒している犬に教えてあげたい事は、
「大丈夫だよ(警戒しなくていいんだよ)」
という事。
具体的にはニュートラルな声で「大丈夫だよ~」
です。
(危険な感じのしない自分の態度と「大丈夫だよ~」
という言葉は一緒にワンコさんの脳裏に残り、
そのうち「大丈夫だよ~」
という声掛けだけで「危険じゃないんだ。大したことないんだ」
と犬は理解するようになるのではないでしょうか。)
今回一番心に残ったチャーリーママさんの言葉は、
「”人間”が支配欲を持っている。(犬が持っているのではない。)
だからこそ”犬に支配されている”という言葉に敏感に反応してしまうのでは。」
という言葉でした。
「犬は支配しない」
そこを原点に、
ではなぜ今目の前にいる犬がその行動をとっているのか。
本当の理由はなんなのか。
そういう視点で自分の犬を見ながら理解を深め、
犬に応え、導いていけるようになりたいなと、
今回強く思いました。
午後はいつものように実践編。
ポチ君活躍中♪
リードのグッパー加減をチャーリーママさんに見て頂いたり、
すでに何度か体験している人は互いに確認しあったり、
「ハーネスでも引っ張られれば苦しいんです体験」
をしてみたり。
体を動かすとリラックスするんですよね~。
これは犬も人も同じですね。^^
自主練中の参加者さんを見守るポチ君♪
座学にきていつも思うのは、
「犬の全てを受け入れる」
といつもおっしゃっているチャーリーママさんが、
人間に対しても同じ姿勢で向き合って下さる、という事です。
参加者のみなさん全てに対する対応にそれを感じます。
なので、初めて座学に参加される方もご自分のワンコさんの悩み事をどんどん質問されると、
きっと気持ちが楽になるはず。
支配する、される、という関係が人間の間にもなくて、
みんなで一緒に学ぶ、という空気が満ちているから楽しいんだろうな~、
といつも思います。
チャーリーママさん、幹事のぶん太母さん、参加者のみなさん、お疲れ様でした&ありがとうございました!
こちらこそ、お疲れ様&ありがとうございました!
座学、あっという間だったでしょう?
それに、そう感じたということは充実していたという事ですよね。^^
ハーネス、今回は付けるつもりなかったんですが、いつの間にか付けてましたよ。^^;
しかも(気持ち的には)自主的に。^^;
あれがチャーリーママさんの”技”なんでしょうね。
動物にも(人間も動物だけど)同じことをしてらっしゃるんでしょう。
さすがです。
チャーリーママさんの座学は、参加しているうちに自分の犬をどんどん愛おしくなってくるから不思議ですよね。
こちらこそこれからも宜しくお願いします~♪
でしたが、話聞いてるうちにメモとるのに必死に
なっていました(笑)
どれも興味深深な内容に、あっという間の時間がすぎ、
カエデさんのまとめブログ素晴らしく、
またいろいろと思い返してしまいました。
こんなノエルも我が家の一員、
さらに愛しく思った瞬間でもありました(*^_^*)
またよろしくお願いします(^^♪