ルビーとフーラは犬と猫

愛犬ルビーと愛猫チニタ。罰や「NO!(ダメ)」を一切使わず彼らと楽しく暮らす為の勉強をしています。

感情の動物

2014-04-28 06:29:54 | 犬の勉強

去年一年時間をかけて古典的条件付けについて学んできて、そして今年は行動学的視点から犬を見て応える、という事を改めて勉強し始めた訳ですが、今年に入ってCDSの座学にはもう3回(かな?^^;)参加させて頂いているにも関わらず、まだ記事が書けていません。^^;

どんな動物にも共通の”行動の原理”の部分と、
その行動の裏にある”感情”を大切にするための古典条件付けに焦点を当てた学び、
そして、犬が犬である、人が人である、という部分の”行動学(生物学)”的視点と・・・。

犬が幸せであるって一体どういう事かな?って昨日下記文章をFBとツイッターに投稿してからずっと考えていました。

-------------------

犬や猫を幸せにしたいと思った時、幸せというのは感情(状態ともいう?)なのだから感情に働きかける古典的条件付けを大切にしたい、というのが私の中の自然な気持ちです。

満たし、応え、感情を整える事を普段の生活の中で大切にしていれば、人間から見た問題行動は自然と減るか、もしくはオペラント条件付けで行動を変えるにあたっても犬の中での理解(飼い主が求めている事への理解)は早いのではないかなあなんて、最近はそんなことをグルグルと考えています。
-------------------

上の文章の中の<満たし>という部分は具体的には<欲求を満たし>という意味で、
<応え>というのは<要求やシグナルに応える>という意味です。
これらは行動学の分野になりますよね。
そして<感情を整える事>というのは古典的条件付けの事を言っています。


先日横浜散トレの時れあパパさんが撮って下さった写真です♪


犬を迎え、彼らの幸せを願いつつ様々な角度から犬という動物を考えていくと、環境を整えることは勿論欲求を満たすこと、要求に応える事(要求をかなえる事)、の大切さを知るようになりました。そして飼い主自身が犬にとっての最大の環境であることもわかりました。
だから、飼い主は犬にとってポジティブな古典的条件付けをされた存在でいる事が大切だと思っています。

犬は感情の動物とよく言われます。(感情を司る大脳辺縁系の割合が人間の脳と比べてもかなり大きいのだから当たり前、と考えるのは単純すぎるでしょうか?^^;)
ただ言われているからそうだと思うのではなく、一緒に生活していれば彼らに豊かな感情がある事は否が応にもわかります。だからこそ感情を大切にしたいと思います。犬が幸せであるということは、ポジティブな感情で生きているという事ですものね。ポジティブな感情で生きる為には、普段の生活の中でポジティブな<古典的条件付け>を飼い主が意識できるようになる事が大切なのではないかなと思っています。

 


 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿