6/17日はチャーリードッグスクールの杉並座学に参加させて頂きました。
テーマは「攻撃性」です。
※集中し過ぎて写真一枚も撮っていませんでした。^^;
朝んぽでヤギミルク補給中のルビー♪
チャーリーママさんからは
「攻撃性」とは?
そしてそれに対する人間側の在り方、対応の仕方としてどんなものを目指したいか?
というお話しがありました。
全部書くのは無理なので、この日印象に残った事をまとめて行きたいと思います。上手くまとめられるかな~?がんばります。
まずはざーっと攻撃性について。
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<攻撃性について>
この日は比較的少人数だった為、一人ひとり自己紹介と、そして「犬の攻撃性について」の自分の考えを発表していきました。
私は
「外から見ると”攻撃”と見える行動も、実はその裏の感情は攻撃とは正反対の感情なのではないかと思う。
つまり”怖い”とか”守りたい”とか。だから噛んだり吠えたりすることを攻撃としてのみ捉えていると、犬の本当の気持ちからは遠ざかってしまうのではないかと思う」
と言うようなことを言ったと思います。
ルビーは噛んだり吠えたりという事がないので、今まで勉強してきて思ったことを発表してみた感じなのですが。それに、子供の頃の自分にもそういう面があったからなんとなくそうだろうって経験的に思うというのもあります。
それで、チャーリーママさんはみんなの意見を聞いてすぐに答えをだすのではなく、この5時間の座学の中でポツポツとヒントやら答えやらをちりばめてお話しされるのですが、その中で
「そうか~・・・」
と目から鱗というか、お仲間さんのお話しを聞いていても記憶から零れ落ちていたような事に気づきました。
「(攻撃性って)感情をぶつけているんですよね。または甘えているとか」
って。
甘えか~・・・
って、目から鱗落ちませんか?
でも確かに保護犬さんなどを迎えた時に、迎えてしばらくはとっても大人しくて特に悩みもなく過ごしていたのに、ある時から咬んだり吠えたりするようになった、
と言うお話しを聞く事があります。
で、チャーリー組さんだと
「飼い主さんに訴えることができるようになったんだね~」
とか
「甘えられるようになったんだね~」
とかって言っていたのを思い出しました。
散歩が苦手でなかなか歩けなかった子が、歩くにはあるくようになったけど、今度は吠えるようになっちゃった!
なんて時には、
「周りが見えるようになってきたんだね~」
とか。
つまり状況判断ができるようになってきたんだ、と。
こうやって、吠えや噛みを一回その子の感情をドーンと受け止めてあげて共感を示しすことがまずは大切で、それからどうすればいいかを教えてあげるのが大切なんですよね。
(犬って共感されたかされていないかを凄く見分けると思います。色々やらかしてきた、いや今もやらかしてるかもしれない私が言うのもなんですが。^^;)
で、じゃあ攻撃するのではなくどうすればいいのか、を教える為には?
それは、
普段から罰をあたえたり驚かせたり叱ったりせずに犬に接し、犬にとって脅威ではなく大好きな存在になっていることが重要、ということなんですね。
また、大好きな存在になる為には、オドオドと犬の顔色を見ながら接するような弱弱しさもNGという事でした。
上記のような”甘え”から来る攻撃的な行動も、ゆくゆくはその必要なないという事を教えてあげた方が人間社会では生きやすいはずなので、そこで何を目指すかと言うと、
”脳を育てること”
甘えからくる攻撃行動って、実は脳がまだ成長し切れていないのだろう、ということでした。なのでそういう視点で犬に対します。
確かに人間に当てはめてみてもわかりますよね。ダダこねて泣きだすとか八つ当たりするというのは大人はやらないですもんね。・・・って、例として適切だろうか?^^;
脳って死ぬまで成長するのだそうです。(脳のどの部分の何がどうなることを成長というのか、という話しは置いておいて。^^;)それって凄く希望の持てるお話しですよね。だってずっと学習できる、ということだと思うので。
私は結構感情(大脳辺縁系)に支配されやすいタイプだったので数年前にチャーリーママさんに
「大脳皮質(知覚や思考を司る)を鍛えるにはどうしたらいいですか?」
って伺ったことがあるのです。そうしたら
「書く事がいいわよ」
って教えて頂いたのでした。つまりアウトプットでしょうか。
文章を書くことが確かに苦手な私。記事がなが~くなってしまうのもそれが原因なんだと思っています。単語を頭の中の引き出しから一生懸命引っ張り出してきて、それをくっつけ合わせながら文章を作っている感覚があります。だから自分の考えをなかなか端的にまとめられないのですね。^^;
話しがそれちゃいました。^^;
それで、脳ってよく使う回路はどんどん太くなり使わない回路はどんどん細くなるらしいのです。(ざっくりですが。)
だからワンコさんの脳を育ててあげましょう、という時にはまずはやっぱり飼い主さんが大好きな存在になっておくことが大切なんですね。
犬にとって大好きな存在になっておけば、興奮したり恐怖に支配された状態の時にも、飼い主さんの声が聞こえたら、または飼い主さんがインターセプトしたら(声もインターセプトの一つですが)、ワンコさんが思わず我に返れるような、そんな関係になれるのです。
こうやって興奮スイッチ(大脳辺縁系)が入っても、スイッチOFFをしやすくしてあげてどんどんその回路を太くしていくことで、状況判断ができる状態(大脳皮質にいる^^;というか使っている状態という事だと思います。)にしてあげることが大切、というお話しでした。
あ、あと一つだけ。
攻撃的な行動の意外な理由として、
「犬が眠りに落ちそうな意識がうつろになっている時などに触ると、ものすごくびっくりして思わず噛んでしまう事があります」
という事も頭の片隅に入れておくといいと思います。
朦朧として良く分からない状態でびっくりして噛んでしまう訳ですから犬は何も悪くありませんよね。なので当たり前ですがここで”叱る”とか”NO!”という行為が不適切であることは言うまでもありません。
以上の様に、吠えや噛み唸りなどの攻撃的な行動は、犬の豊かな感情や成長の現れであって決して、
「犬が人より上に立とうとしてるから」(支配性理論)
とか
「飼い主をリーダーだと思っていないから」(支配性理論)
ではありません。^^;
というお話しでした。
ここで一旦区切ります。
続きが書けますように。^^;