6/5(木)は、チャーリードッグスクール前期最後の秋ヶ瀬公園お散歩トレーニングでした。
西から雨雲が迫って来ていましたが、雨雲レーダーなどを見ると午前中は本降りにはならないような・・・
ということで、雨具持参での開催となりました。開催決定して下さったチャーリーママさん、ありがとうございました!
2009年に初めて私がチャーリーママさんのブログ「私は社会化のドッグトレーナー」に出会ったのは、ルビーを迎えて半年ちょっと過ぎようとしていた頃でした。
勉強不足な私はその時初めて”社会化”という言葉を知った訳ですが、チャーリードッグスクールのお散歩トレーニングや座学、オンライントレーニングを通して”社会化とは”という事を学んできました。
学んで来て良かったなと強く思ったのは、2012年に愛猫フーラを亡くした時でした。
犬の社会化の勉強をしていたのですが、それは猫にも通じるもので、以前の自分よりも力をつけた自分こそがフーラの最期を支え、応援することができた、と実感したからです。
”社会化に手遅れということはなく、いくつになっても可能であり、そして一生涯り組めるもの”
という言葉を自分のターゲットにして学んできました。
この言葉を
「飼い主さんに甘い希望を抱かせるだけだ(本当はそんなこと無理なのだから)」
とか
「そんな生ぬるい事言ってるからダメなんだ」
とか思う人がいたら、それはその人がそういう人だからそう思うのだと思います。
物事を広く捉えようとすることが心に余裕を生む事になり、それはつまりは自分にとっての社会化につながるのだと経験の中で感じています。
お散歩トレーニングの場は、人と犬が一緒に参加するので、犬だけでなく人にとっても社会化の場です。(そう認識しています。)
もしかすると、”高度に社会化された人間(もしくはそれを目指す人間)”が犬の社会化を助ける場、とも言えるのでは?と、散トレ4年目にして思うようになりました。
”社会化はいくつになっても可能”という言葉は、元保護犬で当時推定7歳のルビーを迎えた私の支えでもありました。
そうやってまず飼い主さんが救われる事が大切で、すると救われた飼い主さんは自分や自分の犬だけでなく、お仲間さんの犬の社会化をサポートすることが出来る様になるのだと感じています。私達は今それを学び取る過程にいます。
間違った事をしても許し許され、”他人(ひと)が・・”ではなく”まずは自分が”というスタンスで学んでいきます。
ベースは”共感”または”肯定”なのだと思っています。犬にとっても人にとっても。
犬との関係がこじれてしまってどうしていいかわからず途方にくれている方も、
まずはありのままの自分を受け止めてもらえる・・・そういう場所があると今度は自分の犬を受け入れる余裕が出てきて、それはそのまま愛しさに繋がって行きますね。
この愛しさこそが犬達を最期の時まで支える原動力になるのではないでしょうか。
こういった全てのことが、これまで私が経験してきた犬の社会化のトレーニングです。
広い視野で犬について、人について学べることに感謝しています。
前期最後の秋ヶ瀬公園お散歩トレーニング、なんとなく私が勉強してきた4年間を振り返る様な気持ちで歩かせて頂きました。
いつも遠くから来てくださるチャーリーママさん、そしてご一緒したみなさん、本当にいつもありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願い致します!
※写真は全てれあちゃんのパパさんが撮って下さったものです。いつもありがとうございます!