KADOMIUMTANK ソフビブログ

ヘミングウェイの詩にこんなのがある。
「人生は素晴らしい 戦う価値がある」
後の方は賛成だ byモーガン・フリーマン

JCFinとしまえん進撃の巨人スペシャル

2013年12月01日 | コミック・アニメーション



旧さが非日常の癒しにつながる昭和チックなレトロ遊園地、としまえんで
コスプレイベント、JCFが11月30日と本日12月1日開催されています。
タコも両日参加することになり、1日は「僕は友達が少ない」のレイヤーさんたちに
お願いを受けて写真撮りに向かうことになったのだった。
まだまだ未熟者で修行の身なのにアリガタス。
1日目の30日は現場がどんな感じかさっそく調査ということでとしまえんに向かった。





進撃レイヤーたそさんのリヴァイ兵長とおともだちのミカサ、エレン。







2013年の人気アニメといったらハズせないのが「進撃の巨人」。
あまりの人気沸騰ぶりにタコもテレビは視聴していながら、
やや落ち着き気味な目線でファンのヒトたちの盛り上がりを
傍らで見守っていたのだけど、よくよく考えてみればかなり自分ストライクな
番組だったんだな。

巨大な怪物たちにより蹂躙される人間文明、
放送コードにチャレンジャブルな人食い怪物の恐怖、
脆くも崩壊する人間社会とサバイバル劇、そのはてにある
人間復権と再生のドラマ、
決して潤沢でない装備ながら知恵と勇気が活路を拓いていく成長の物語としての
面白さ などなど

もともと自分好みのモンドでビザールな設定要素と
ドラマとしての泣かせどころも持ち合わせた
番組であったことにハタと気づいたのだった。
生きることに過酷になっていく社会のありようや集団の中の個の存在を問う、
劇中で語られる「籠の鳥」として生きていることを実感するなど
実は日本のリアルタイムを映す作品であるといっても過言でない。

「進撃の巨人」が評価されたのは、ファンタジーではなく
文明として成熟し黄昏に向かっているわれわれのセカイへの警告の物語だからだ。
われわれは見えざる巨人と日常の中で戦っている。

放送は一旦終了したけど、「進撃の巨人」のレイヤーさんは活気をおびており、
今も各地のイベントでファンのレイヤーさんたちは気勢を削がれていない。
彼ら、いや彼女らはどうしてここまで「進撃」というコンテンツに魅せられたのか。



「進撃の巨人」を愛するファンの熱いコスプレを目撃したい。
そんなわけで今回は「黄金の秋」に包まれたとしまえんに
見えない巨人とレトロ遊園地で死闘を繰り広げる
調査兵団員たちの駐屯地に戦場カメラマンとして足を踏み入れてみた。









はるばる大阪からかけつけた、もちこさんのミカサ・アッカーマン。
いろいろ浪花のコスプレ事情など教えてもらいました。











もちこさんはこれまでセーラームーンのウラヌスなどのキャラを演じてきた。
ミカサは劇中6話でその名前が示すように
「東洋人の血筋をひく」設定が登場。同時にこの作品の世界観が
現実の地球と地続きであることがあかされたが、実は東洋の関西かもしれないぞ!

関西地区での「進撃」レイヤーさん事情を聞くと人気キャラは
いいキャラだけど意外?にアルミンが多く、次にミカサ、兵長の順とか。
つまり、主人公なのにエレンが不足している模様。
なのでもちこさんは今回関東に観光とコスプレ旅行に来てみて、東京のイベントが
兵長→エレン→ミカサの順?と見たという。東西でミカサの人気は
手堅いとして、関東は兵長の人気がダントツなのが興味深かった様子。

このほか東京はクリスタやユミルをやるレイヤーさんが多い印象があり、
関西ではなかなか見ないという。関西のほうが結構演りたいキャラが固まってるのかも
しれない。コスイベントはおもに南港、
ぞうせんスタジオ(というのがあるのか?)ATCは盛況で土日は結構人が集まる様子。
東京のレイヤーさんも関東から関西に遠征してみると発見があるのかもしれないですね。












コニー!彼が呼ぶと上の精鋭コス兵団メンバーがザザッと一斉に揃うのだ。





クリスタはみんなのアイドル、なでなで。
(これはタコリクエスト)



ハンジ「うわー、今度は壁外調査でどんな巨人に会えるのかな
    奇行種なんかいたら最高なんだけどなー!!」

リヴァイ兵長「?奇行種ならここにいるだろ!ホラ」

9話の名萌えシーン再現

(これもタコリクエスト)



アニメキャラ、ゲームキャラ。。。自分のおもいおもいの得意なキャラのコスで
撮影しあう、たちまちタノシミが広がります。
そこには作品の垣根も、ココロの垣根もありません。



特撮系も最新キャラがアップデートされてます。
キョウリュウジャーのやよいちゃんカワユス。



そうそう、としまえん名物になっている「兵長の窓」なんですけど、
「どこにあるかわからない」との話を
進撃レイヤーさんたちから現地で聞き、探しまくったところ
園内を移動してるそうで、今回は男子更衣室の建物の屋内にありました。

あれはわかんねえわ。報道された風景と違い
セットが置かれているのが外じゃないんですよ。どっちかっつと女子更衣室に
近いところにあったほうが需要多いんじゃないかなー。
上のコニーのヒトも帰る寸前に戦略情報として場所を伝えたところ
「えー!みんなで掃除の装備も用意してたんですよ!」と残念そうでした。

2日目も行くヒトは「兵長の窓」をぜひともお見逃しなく。



園内をほうきとはたきを持って移動するお掃除兵長とエレンも多かった。
このヒトたちも無事窓にたどり着けたのだろうか。。。











今回はイメージぴったりのふわゆるお菓子系レイヤー、鈴森和華さんと
仲良しのおともだちの協力をいただき撮らせてもらった
「まどか☆マギカ」のものがたりがとしまえんに展開。



ほむほむ号泣、告白「本当の気持ちなんて、言えるはずないじゃない

だって私は。。。私は、

まどかとは違う時間を生きているんだから!」

ほむほむがこれまで自分のために過ごしてきた時間の重みを受け止めるまどか



夜景に威容を晒すとしまえんの巨大プール。今回、撮影スペースとして
開放されている。そこには廃墟庭園ともいうべき荘厳な光景が広がっていた。
いや、冬のとしまえんのディストピアな風景には魅せられます。
アングラ・ダーク系趣味のヒトなら相当楽しめますYO。

アルミン「このセカイは残酷だ」
ミカサ・アッカーマン「そして、とても美しい」

タコは明日も会場に行ってます。細かい写真ルポはあす以降載せ始めます。
ひとまずオヤスミナサイ。

(写真編集中&文章作成中・・・調査兵団および駐屯兵団の皆様おつかれさまdeath)