ロッキーvol.35

By Yourself


＜２６７２メートルで、ハイチーズ＞



「Ｊバーちょっと乗りにくいけどヨーロッパにはこんなのごろごろしてます。
だってバルディゼールのＪバーなんて乗ってる間に90度、直角に曲がるんだよ。
それにシャモニーのＪバーなんて吹っ飛ばされるくらいのスタートダッシュなんだから、、こんなの楽勝」


「失敗して落っこったら上で待ってるから自分で上がってきてください」



なーんて言ったら、


もりりん（仮名）が「去年のスタッフはそんなこと言わなかった、

『落っこちたら助けに行くからその場で待ってて』

って言ってた。」





はい、去年のスタッフはそう言ったかも知れません。
でも今年はそうじゃありません。


先ずこんなところで落ちる人は『カオル企画』に参加していません。

そして万一落っこちたとしても一人で登ってくる、自分のことは自分でできる人だけを『カオル企画』に誘っています。




去年はねグループの中におじぃちゃん、おばぁちゃんもいたことでしょう。
ガイドさんもいろいろお気遣いご苦労様でした。



心配御無用。
昨日しんちゃん（仮名）が行方不明になってもちゃんと出てくるって信じてたから。

しんちゃん（仮名）もしんちゃん（仮名）でkarlの行動を予測して後を追っかけて来てくれた。
しかも楽しみながら。
このチームにはそんな強い信頼関係があります。




おれはみんなを信頼しているから「自分でどうぞ」なんて軽口が叩けます。
まさか昨日初めて会ったひとにはそんなこと言えません。



＜上級者は手放しで乗ります＞





全員ゲイバー、じゃなくてＪバーを無事に乗りこなし、標高２６７２メートルへ到着。
森林限界線を越えているので木々はなく雪原が広がっている。
早速ノートラックをいただきに行く。


今日はビデオ撮影会をしよう♪







コラボ旅記　やおりブログ・やおぶろvol.2
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