孤高のハダカの王様 // 北米と欧州スキーツアー //

カナダ・バンクーバーと時々アジア
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Guilt

2006-12-16 16:29:08 | 業界の向こう側
「罰金ってなに? なんなのよー」って大声で怒鳴り込んでくるところからこの物語は始まった。


40がらみのばばぁって、イヤイヤおばさまって困り者のひと多いよ。
だ~か~ら~、このホテルはタバコ吸っちゃ駄目って言ったのに。隠れて吸ったりするから、おまけに吸殻をゴミ箱なんかに捨てるから足がつくのさ。



時は戻って12月某日午後1時@ウィスラー・ホテルロビー。
ガイドからの説明によりこのホテルは全館禁煙です。吸いたい方は表に出てください。喫煙がわかった場合罰金となることがあります、と説明。



おれも以前は煙愛好家だった。毎日いつも一箱以上は吸っていてお客さんにお土産何がいい?ってきかれれば「タバコ」って答えていた。

でもね、カナダを始めとするアメリカ西海岸は異常ともいえるほど喫煙に厳しい地域になっている。
2000年の1月1日から新法が適用されて建物の公共場所(ロビー、プール、トイレ)での喫煙が一切禁止になった。それプラスレストラン、バーでの喫煙も駄目。


クラブ(ディスコ)での喫煙も駄目になったんだけどクラブじゃタバコじゃなくて
別の煙が モクモク、モクモク
タバコは駄目だけどマリ●ァナはいいらしい~?




さてこの40がらみのおばちゃん、あれだけ駄目だって言っておいたのにタバコ吸っちゃったんだよね、部屋で。
そんでハウスキーパーのシンディ(仮名)っていう青い瞳のブロンドのハタチくらいのかわいい女の子に見つかって、サービス部門のマネージャーにチクられて、そこからウチの会社に「どうしたらいい?」って連絡がきたんだ。


とりあえず、ガイドに事情を聞いてみる
もし万一ガイドが間違えて「喫煙OK」なんて言ってたらシャレになんないからね。
でもやっぱりガイドはちゃんと禁煙部屋だって説明しているし、おばちゃんも駄目なのわかってて寒いのに窓を全開にして凍えながら吸ったんだと。
確信犯だ。



そして有罪です


裏がとれたところで「ホテル側から500ドルの罰金を払うようにと請求されています」と告げる。


真っ青になるおばちゃん。


罰金ってなに? なんなのよーって大声を上げる。


不服ならホテルに言ってください。もちろん一緒にフロントデスクに行きますが私(ガイド)は通訳としていくだけです。これでは弁解の余地もありません。




おばちゃん「・・・・・・・・・・・・」。





愛煙家の皆さんへ
タバコ好きですか? 問題ありません、好きなものを好きな時に、好きなだけやってくださ、その代わり最低限のルールは守りましょう。

①吸っていいと言われた場所でのみ吸いましょう。

②必ず灰皿の側、携帯用灰皿と共に。

③リフトに並んでいる最中は禁煙です。

④(リフトで)乗り合わせたひとにも吸っていいか聞きましょう。

⑤町中での歩きタバコは厳禁です。





タバコ吸って5万円も罰金払いたくないでしょ?
5万円あればキャットスキーで思いっきり楽しめるよ!!



Guilt
(有罪)


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2 コメント

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うちも禁煙 (ごまき)
2006-12-17 13:25:58
かおるくん、リフトは乗ってる人の許可があれば
吸ってもいいの??
私はあのリフトで吸うのが嫌い・・・だったら、灰皿あるところでゆっくり吸おうよ!って。

ちなみにうちも、12月より全室禁煙。
ホタルが1匹ベランダで凍えてます。
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ウチも禁煙 (karl)
2006-12-17 16:09:57
ごまきちゃん、冬の蛍は風情があっていいねぇ
なんてね・・

タバコね、、
タバコネタはいろいろあんだけどさ、リフトに乗ったら隣のひとの了解は必要です。
カナディアンははっきりしてるから駄目な人は「No」っていってくるよ。ちょっとヘコみます。


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