孤高のハダカの王様 // 北米と欧州スキーツアー //

カナダ・バンクーバーと時々アジア
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Grateful Days

2006-10-02 22:58:16 | バンクーバー
日々秋が深まっていく中いかがお過ごしでしょうか?

おれは夏が観光の中心、バンクーバーにいるのでどんどんお客様も減り、もとから少なかった残業もほとんどなくなり、更にスローな日々を迎えることになりそうです。

おれのスキー仲間に「隊長(仮名)」と呼ばれているひとがいるんだ。
隊長(仮名)とは2000年にウィスラーで一緒に滑ってからのお付き合い。一緒に滑って、一緒に飯喰って、夜遅くまで飲んで、また翌日滑る。
翌01年にもウィスラーに来てくれて、03年バルディゼール、04年ファーニー、05年ツエルマット、06年ウィスラーとほぼ毎年一緒に滑ってきた。

実は隊長(仮名)も1月から更新されてないけどブログを持っいる。
なんとはなしに”過去ログ”を見ていたらおれと出会いのことも載っていた・・・
2000年、振り返った時にこの年は忘れらない年だったことに気づく。
99年がデビューの年で、00年は2年目。
カナダで働くための就労査証を出してもらい、大好きなウィスラーで思いっきり暴れまわっていた頃だ。

そんな時に出会った隊長(仮名)。
そしてその時の様子が隊長(仮名)のブログに掲載されている。
ブログを読んで、そこには純粋に毎日を楽しむおれがいた。時間がどうだとか、お金がどうだとか、お客さんだとか、仕事だとか関係なく、ただ単にウィスラーで出会ったスキーヤー同士として楽しさをとことん共有しようとしているおれがいた。

怪我してどっか痛めてる訳でもなく、結婚もしてなければ子供もなく、役職でもないのでお客様を楽しませることに全精力を使い込むことができたあの時。おれも毎日が楽しくて楽しくてどうしょうもなかった。
あの楽しかった時間があったからウィスラーから離れられなくなり、カナダに住むことを決めたんだ。


遠い過去を振り返り懐かしがっている訳じゃない。
自分の軸をしっかり持つ作業ができたと言いたいんだ。
自分は何が好きで、何がしたくて、何に熱中できるか。
そしておれは日本ではなく、ひとんち(外国)で暮らしているのでそういった物を強く持っていないとただ流され、気が付けば何故ここにいるのかさえもわからない自分になってしまう。
隊長(仮名)にまたしても助けられた。

ありがとう隊長(仮名)。
お礼は今度一緒に滑る時にやばいところへお連れすると言うことでお願いします。
やっぱりウィスラーがいいですかね?





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