尊敬する松下幸之助さんの言葉で一番気に入っているのがこれだ。
笑顔は 最善のサービス (A smile is the best service of all.)
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笑顔で話しかけられると、不思議と気持ちがなごんでくる。
笑顔があふれる職場であれば、気持ちよく仕事に取り組め、活気も生まれる。
生き生きとした雰囲気づくりに、これ以上の妙手はあるまい。お客様に対してはもちろん、
職場においても、また家庭においても、お互いに笑顔のサービスを心がけたい。
今回はこんなおはなし。
今日はまだ始めて5回目の仕事と、14年の経験のある仕事を同日にしてきた。
両方とも形あるものを作って渡すものではなく、形のないサービスを提供して喜んで貰うものだ。
むずかしいんだよね~、形のないものの提供って。
「ハイ、これどうぞ」って手渡せたらどんなにカンタンか。
新人さんでもあるこっちは、20代の諸先輩方がいる。
人生やカナダ歴では先輩であっても、仕事では後輩。
仕事を教えてもらったり、指示を出してもらうこともある。
おれはこの「1年生ポジション」が最も得意だ。
おれの超2大武器
★フットワークの軽さ
★満面の笑顔
が、存分に使える。発揮できる。
※誰も信じないと思うけど、本当は"鬼教官役"とか、嫌いだし、もっとも苦手なんだ。
だから若い衆から指示されたりするのも苦にならない。もちろんそれ(指示)が正しいからでもある。
直接指導してくれる先輩には、もちろん敬語だ。
「ありがとうございます。」「よろしくお願いします。」「わかりました。」「はい。」 そして『笑顔』を絶やさず。
相手にキモチいい対応をしなくてはいけないと考えるのは、おれが社会人だから?大人だから?ガイドだから?
経験14年あるこっちは、ゴルフ場まで母子を案内させたもらった。
シャツ&パンツのしわ、ベルト、ちらりと見える靴下、靴、そして髪の毛。
ちゃんとしていかないと、、 勘違いしてるガイドも多いからね~ この服装の話しは大事だよ。
「お洒落は自分のため。」「身だしなみはお客さまのため。」
敬語のレベルももうひとつ上げて。
相手がキモチよく、そして楽しい雰囲気を演出していく。
会話の距離は超絶妙。遠すぎても近すぎてもいけない。
お客様にとって一番心地良い距離を探して、そこで会話する。
砕けすぎてもいけないし、硬すぎてもいけない。 いつも『笑顔』で。
このヘンのビミョ~なサジ加減を調節できるのがガイドの醍醐味でもあり面白いところでもある。
まだまだ鈍ってないね(笑)
この14年と5回のふたつにもしっかりと共通した部分があった。
それは『笑顔』だった。
お客さまへの『笑顔』は当たり前かもしれない。
だけれども残念ながらそれができていないサービス業に携わっている人たちをおれはごまんと知っている。
サービス業でなくたって、一緒に働いている仲間とのコミュニケーションに『笑顔』がないスタッフがとても多いのも事実でしょ?
どう貴殿の職場を見渡してみて?みんなどんな顔して話してる?
笑ってる?怒ってる?眉間にしわ寄せている?
深刻だったり、難しい話だって、『笑顔』で話していいんだよ。
へらへら話しちゃダメだけどね。
困った話を『笑顔』でしていいんだよ、真剣に。
最近ね、仕事環境が大きく変わったんだよ。 転職してからこれまで贅沢に「個人オフィス」を使っていた。
一緒に働く人もいないし、メールの遣り取りばかりだから、電話も一応あるけどほとんど人と話しをしない状況が続いたんだよねえ
これはおれには辛かった。
ガイドにしろ、なにかにしろ、誰かと一緒に仕事をしたり、誰かを楽しませることが好きなおれには辛かった。
ちょっとこの会社では特殊で、新規のポストだったから仕方ないんだけど、評価もされてるんだか、されてないんだか。。。
「外注先から怒られなければいい」って仕事のやり方は、「お客さまを喜ばせる」仕事をしてきたおれには受け入れがたく、心のバランスも崩すことになったんだ。
そんなオフィス環境が1年半続いたんだけど、ついに終止符が打たれたっ!!
また15人くらいのオフィスで働き始めたんだ。
無い物ねだりって言うのはこのことだねぇ~ 「あの個室」が恋しい~~~~~~
ひとりで、自分のペースでのんびり、時に忙しく、仕事してたのはやっぱり楽だったんだぁー
でもやっぱり周りに誰かいて仕事するほうが楽しい。
おれはこっちの方が好き。 いろいろあるけどね、誰かと一緒っていいね。
やべ、また英語のコミュニケーションで手詰りしてる(笑)
English Speakerの方が多い今度のオフィス、隣のデスクのスタッフにも息子が二人いたりして何かと共通点も多いみたい。
「休みの日、何してた?」なんて話しをするんだけど、肝心、要のジョーダン(オチ)がわからなかったりして、相手に合わせて笑ったりなんかしてる、、、
こんな愛想笑いの『笑顔』なんてダメだよ。
やっべ~、なんとかしよ。