相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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胸を撫でおろした話

2017-09-25 13:10:37 | 日記
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 彦山光三のライフワークで著者還暦記念
出版の『横綱傳』より抜萃━。

〔横綱〕「尚早」論がもつとも派手に根づよく展
開したのは、大正四年春場所後、協会が鳳を
推薦したときであつた。〔中略〕〔吉田〕司家は
同場所対手方の両大関西ノ海・朝潮がともに
休んで顔があつていないのを理由として一場所
延期を主張〔中略〕協会はあくまで既定方針を
つらぬくことに決し、〔中略〕司家の説得につと
めた結果、ようやく免許になつたが、彼はその後
ふるわず司家の「尚早」論を身をもつて裏書した
恰好に〔後略〕

 上記の一節を想いだした訳はほかでもない。
角番…Gが12勝で優勝は勿論、11勝だって決定戦
勝利ならば九州…で綱取り云々の意見があった
らしいからだ。とんでもない話であり、低水準で
しかも「前代未聞」の5横綱」なんて言語道断。

 あれや・これや愚考すれば、間もなく満31歳
6箇月のGが本割・決定戦の“連敗”は寧ろ
良かった━と思わず胸をな撫で下ろした次第。
 昨秋“全勝”したGだったけれど、若嶋津(現
二所ノ関理事)以来の全勝Vで大関止りの可能性
が…。

 
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1 コメント

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大関G (shin2)
2017-09-25 14:55:01
Gは全勝優勝もしているが、カド番も5回だ。
新十両以来、二場所続けて二桁勝ったことが殆どない。唯一四場所連続二桁勝利を挙げたのが、野球賭博で出場停止を喰らった後、というのも困った話だ。

弱い大関ではないだろうが、白鵬や日馬富士相手にも決めて勝った首投げ(もう「得意技」と言っていいレベルだ)と、相手に押し込まれてピンチになったときに見せる「両手猫招き」みたいな引き技(こっちはほぼ決まらない)が癖になっている。
横綱昇進問題になれば、7年前の野球賭博のことも蒸し返されるだろう。もう「飲む打つ買う」は相撲の稽古のうち、という時代ではない。
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